2019-01-01から1年間の記事一覧
片町に来たついでに大阪歴史博物館「新発見! なにわの考古学2019」。 大阪歴史博物館の特集展示としては127回目に成り(一般財法)大阪市文化財協会が年度ごと定期的に開催してる発掘品の展示会で、平成30年度の出土資料約300点を発掘現場の写真パネルと共に…
大阪歴史博物館の特別展「勝矢コレクション刀装具受贈記念 決定版・刀装具鑑賞入門」です。 刀装具とは、刀剣が入っている拵(こしらえ)に付属する部品すべてを指し、刀剣の拵は洋服と同じで時代背景や流行に合わせ変化して行き、それらは各分野工匠の高度…
源八橋西詰天満橋筋との交差点北角の洋館、南角の元石黒商店現ニュートバコと同じ意匠の洋館ですがこちらは一回り小さく昨年7月うどんチェーン店の「つるまる本舗 源八橋店」にリニューアルされてます。 処で正面看板に掲げられた「大阪讃岐うどん」とは何ぞ…
源八橋西詰天満橋筋との交差点南角の洋館、たばこ店「石黒商店」が閉店、今年5月に大阪産のクラフトビールと宇都宮餃子のお店にリニューアルしてます。 同じ様に大阪産クラフトビールと宇都宮餃子が看板の、天満橋「B&G Nicholson」と谷四「HARENOHI」は同じ…
7月13日から大阪市立東洋陶磁美術館で開催されてる日本フィンランド外交関係樹立100周年記念特別展、閉会の10月14日まであと数日と成ったのでやっと涼しく成った事も有り観賞して置くことにしましたが、館内は終了間際と有ってリピーターらしき人も多く結構…
工事中で通れなかった栴檀の木橋下を西へくぐり「野鳥水飲場」前を通り府立中之島図書館南、ケヤキ並木の続くみおつくしプロムナードの「緑の賛歌」。 彫刻家・本郷 新さんの作品で、特殊鋼商社・浅井産業の創業者・浅井鉞次郎さんが大阪市緑化運動の一つと…
鴻池新田会所主催の史跡ハイキング、大枝公園から「高瀬神社」。 主祭神は日本神話では最初の神とされる「天之御中主神」、辺りは古来より交通の要所で淀川舟運の拠点であり、幾度か戦火に見舞われその都度再建を繰り返し現代の小さな社殿に成りましたが、往…
鴻池新田会所主催の史跡ハイキングの途中、豊臣時代淀川左岸の堤防として築かれた文禄堤と上を通る京街道、守口市に今も残る約750mの端、国道1号線八島交差点手前の3代続きTVなどでも紹介された「川東提灯店」。 残念な事に最近廃業されたんですが、お店間口…
これまで何回か、付け替え以前の主に北河内の旧大和川川筋や平野川川筋を巡るなどが催行され参加したかった「史跡重要文化財 鴻池新田会所」主催の史跡ハイキング、今回のテーマは「まぼろしの港、長柄船瀬を探る」に初めて参加。 ネタ元は「住吉大社神代記…
土佐堀通から旧熊野街道の坂道を南に上り少し行った処を右に曲がるとお寺でもないのに釣鐘が下がってます。 江戸時代大坂町中に時報を告げた鐘「大坂町中時報鐘」、辺りは釣鐘屋敷跡です。 1634年(寛永11年) 3代将軍家光が大坂城へ来たとき、大坂町中の地子…
ガスビルの西、御霊神社北隣、大阪市中央区平野町の「戎屋北野」。 以前は化粧品屋さんでしたが今は婦人服店、現役のたばこ屋さんでも有り、昭和初期、1930年(昭和5年)の建築だそうで設計施工は不明の様です。 屋上看板下のロンバルト帯に「北の北の北の北の…
大阪科学技術館でのシンポジウムの帰り、御霊神社東の大鳥居向い「北野家住宅主屋」。 1928年築、木造3階建、瓦葺切妻造平入で、大阪大空襲時辺りが焼け野が原に成っても焼け残ってた「奇跡の一軒家」でも有名、昭和初期の町屋造りで国の有形登録文化財。 各…
大阪科学技術館でのシンポジウムの帰り「御霊神社」。 大阪に住んでいながら上下とも京都の御霊神社には結構行ってますが、大阪の御霊神社にはめったに来ることは無くて10年位前に大阪あそ歩のガイド研修の折立ち寄った覚えが有ります。 日本国内に御霊を名…
靭公園の片隅の小さな祠「うつぼ楠永神社」。 元々この辺りに産土神を祀る圓神祠と呼ばれる祠が有ったそうですが1584年御霊神社に遷座し現在は樹齢300年とも言われる大楠木がご神体の「楠永神社」がお祀りされています。 空襲で焼け残ったこの楠木、戦後米軍…
毎年、五代友厚の誕生日9月25日を挟んで産創館地下1階「大阪企業家ミュージアム」で一週間開催される「五代友厚メモリアルウィーク」。 期間中、五代友厚の誕生日25日は大阪企業家ミュージアムの入館料が無料に成り、企画展「企業家たちの珠玉の名言とゆかり…
「世界遺産登録推進」では7回開催だったそうですが、毎年開催されてた百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議主催のシンポジウム、今回は「世界遺産登録記念シンポジウム」に名を変え番号が付いてないのでこれで終了の様です。 盛大だったと思われる…
7月24日から開催中の「大阪くらしの今昔館」企画展「大大阪時代に咲いたレトロモダンな着物たち」関連の講演会イベント「大家家資料から読み解く 大大阪の衣と食」。 「北前船と大阪料理」松下久美子氏(寄贈者・STUDIO TREE主宰) 「女紋と大阪」近江晴子氏…
7月24日から開催中の大阪くらしの今昔館企画展「大大阪時代に咲いたレトロモダンな着物たち ~北前船船主・大家家のファッション図鑑~」。 北前船主で明治から昭和にかけて汽船会社や鉱山などを経営し繁栄した大家家で祖母・母・娘へ引き継がれた大正・昭和…
大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」9階のまちなみ展示では、大通りには高張り提灯が並び、町家には家紋を染め抜いた幔幕が掛けられ、通りには山車が置かれて夏祭り風景が再現されてます。 高張り提灯が並んだまち並み。 木戸にも高張り提灯…
知る人ぞ知る超有名理髪店「吉田理容所」。 土佐堀通りから三休橋筋を南に入ってすぐ右に5軒長屋が残っててその2軒目、平凡社「太陽」1987年11月号「モダンシティ・ストーリー」の中でも取り上げられてる散髪屋さん。 大大阪時代 証券の街・北浜で1930年開業…
7月の陽は長く19時頃に漸く日が落ち辺りは黄昏時、2014年の「南港ATC オズパーク光の回廊(コリドー)」以来のイルミネーションも粗方使えない様で植え込みのミニチュアライトアップなんかも落ちて植え込みは真っ暗、以前の様な煌びやかさは消えましたが、雲を…
去年の9月に来た折には隣の天満屋ビル「HA.HA.HA.」でオムハヤシを頂いてるんで、今回は築港麺工房本店で「鶏天うどん」。 建物は1933年に建てられた商船三井築港ビル、1903年大阪港築港大桟橋が完成し道路が整備された折り九条の花園橋まで大阪市で初の市電…
大阪メトロ・大阪港駅の改札を出た処で祭太鼓の響きが聞こえ港住吉神社例大祭・枕太鼓の太鼓台「氏子中」渡御に遭遇。 港住吉神社は住吉大社の境外社、1842年航海の安全を祈願して天保山山頂に祀ったのが始まり、その後天保山山頂に砲台の設置や移った先で天…
天王寺動物園の帰り「新世界国際劇場」の横を通ったので久しぶり正面に廻って見ました。 新世界界隈には映画館や芝居小屋も多く残ってて道を挟んだ北向いには大衆演劇の芝居小屋「浪速クラブ」も有ります。 新世界国際劇場は1930年築の芝居小屋「南陽演舞場…
豪商にして財閥、住友家15代・住友吉左衞門友純が大阪府に寄贈「大阪図書館」として1904年に開館した、古代ローマのパンテオンに範を執った新古典主義様式の壮麗な図書館、竣工年は東京・帝国図書館の1906年より2年古く大大阪時代を今に伝える数少ない建築物…
御室桜で名の知れた京都「仁和寺」でお花見。 すでに桜の最盛期は過ぎて、入山時「散りぞめ」の看板が下山時には「落花さかん」に取り換えられたりしていて気温変化も有りますがあと数日といった処で、いよいよ近畿の桜も来年まで見納めの様です。 ランキン…
御室に行くときは人込みを避け何時もは西院から嵐電に乗り換えますが、花見の時期も終わりかけ連休一週間前平日の事で久しぶりに嵐山に廻って見ましたが、外人と中学生?の団体で人が一杯。 これでもお休み日よりは少ないんだと思いますが、そう言えば昨年の…
八幡近くに来ると必ず寄り道する神社が「飛行神社」二宮忠八さんが創建した航空殉難者をお祀りする神社です。 以前来た時は長岡京からの帰り、すでに深夜近くで外から眺めるだけでしたが、1992年に改装されるまでは鳥居と小さなお社が有るだけの小さな神社が…
洛西・乙訓地域を南方向に流れ、京都府乙訓郡大山崎町で桂川に合流する淀川水系の河川。 今は流量も少なく川の中程でヒドリガモが10数羽盛んに捕食中です。 もう少し上流、西国街道交差地点に掛けられた一文橋は日本で最初の有料橋と言われ、通行料一文を洪…
長岡京市神足の光林寺。 光林寺と云うと樹木希林さんの葬儀が行われた東京都西麻布の臨済宗妙心寺派の寺院を思い浮かべますが、こちら長岡京の光林寺は本堂修復時に火葬墓群の発掘が行われ主に江戸時代中期以降の骨壺や銅銭など多数の発掘調査が行われていま…