博物館 美術館 展示会

加藤ゆか・写真展『四畳半に花一輪』

YouTubeで見かけた女性写真家・加藤ゆかさんの作品展「四畳半に花一輪」が、大阪府立江之子島文化芸術創造センターで開かれてるので鑑賞。 日本一周の旅(2020.7.13~2021.12.24)で見かけた日常のさり気ない風景を撮りだめた約400作品の中から68点の作品が…

ペントハウスの会展『SOLO+SOLO+SOLO』

大阪府立江之子島文化芸術創造センターで鑑賞した写真展と同時開催されてる絵画展のペントハウスの会展「SOLO+SOLO+SOLO」。 街中のビルの屋上、緑に囲まれた「ペントハウス」にアートな仲間が集い年一回開催される展覧会だそうです。 ジャンルを問わず油…

今昔館・特別展『商都大坂の豪商・加島屋 あきない町家くらし』

大阪くらし今昔館の特別展「商都大坂の豪商・加島屋 あきない町家くらし」です。 展示全体は以下の四章に纏められていて、 第一章 商都大坂の金融市場と加島屋 第二章 住まい再現ー加島屋本宅 第三章 数奇とその精華ー加島屋家宝 第四章 加島屋廣岡家の近代 …

第26回 NHKハート展

「NHKハート展」は、障碍のある人がつづった詩の展覧会。 「ともに生きる社会」の実現を目指して1994年より開催されていて、巡回展示されてる「NHKハート展」は、NHK大阪放送局 アトリウムでは9月19日(月・祝)まで展示。 この後10月21日(金)からはNHK…

7月26日は模擬原子爆弾『パンプキン』が大阪に投下された日

77年前の7月26日、テニアン島を飛び立った509混成群団のB29一機が大阪上空に侵入、午前9時26分一発の大型爆弾を投下、死者7名 重軽傷者73名 罹災者1645名 倒壊家屋多数の被害出したこの爆弾、当初は AN-M66 通称1トン(2000ポンド)爆弾と思われていましたが…

特別展『ピースおおさか収蔵品展 2022』

「ピースおおさか(大阪国際平和センター)」では、一連の特別展の中で2019年から前年度に寄贈された新収蔵資料を中心に収蔵品展が開催されてますが、この日は3か月会期「当時を伝える モノ言わぬ 語り部たち」の最終日、戻り梅雨の晴れ間、6月末の暑さが嘘…

ピースおおさか『大阪国際平和センター』

蝉の鳴く声が聞こえだすと何となく気に成る施設、通称「ピースおおさか」、正式名称は「大阪国際平和センター」という大阪市と大阪府の出資により1991年に開館した財団法人です。 サブテーマに「大阪空襲を語り継ぐ平和ミュージアム」と有り、1944年12月から…

大阪歴博・第142回 特集展示『戦争と福祉・ボランティア -田中半治郎の遺品から-』

大阪歴博では、陸軍歩兵第八聯隊入営中日露戦争に従軍し、除隊後方面委員を務められた田中半治郎(1882~1930)さんと云う方の遺品を所蔵していて、今と成っては貴重な遺品の数々が展示されています。 方面委員と云うと現在の民生委員と対比されますが、方面…

【大阪府公文書館】令和4年度上期企画展示『所蔵資料からみる 明治時代の大阪』

大阪府公文書館の所蔵資料による上期企画展示です。 テーマが「所蔵資料からみる 明治時代の大阪」と言う事で時節柄大阪万博に絡めてか「第5回内国勧業博覧会」関係の資料展示が中心に成ってますが、先日見掛けた館報「大阪あーかいぶず」で、昨年12月に尋ね…

今昔館・企画展『漆造形の旗手 栗本夏樹の世界』

新型コロナワクチン3回目から一か月弱、中和抗体価も高く成った処で、梅雨入り早々梅雨の晴れ間に、今昔館の企画展「漆造形の旗手 栗本夏樹の世界」です。 作者の栗本夏樹さんは、京都市立芸大美術学部漆工専攻の教授だそうで、色々な素材を漆で仕上げた造形…

【大阪歴史博物館】第142回 特集展示『タイルとおおさか -日本における「タイル」名称統一100周年-』

大阪歴博142回目の特集展示は「タイルとおおさか」、今年は1922年4月12日に東京上野で開催された全国タイル業者大会で「タイル」という名称に統一された日から100年周年に成り、それを記念した展示会などが名古屋の窯業メーカーを中心に各地で開催されていて…

大阪歴博・特別展『~浮世絵師たちが描く~ 絶景!滑稽!なにわ百景!』

大阪歴博の特別展「~浮世絵師たちが描く~ 絶景!滑稽!なにわ百景!」です。 大半の展示品はネットでも公開されててDLも出来る物も多いのですが、江戸後期から明治の展示品は退色も控えめで全体に鮮明なので原作品に近いと思われ、やはり実物を見てみる価…

第141回 特集展示『新収品お披露目展』

大阪歴史博物館の第141回特集展示は「新収品お披露目展」。 大阪歴博では開館以来の事業目的の一つとして、郷土大阪の歴史と文化を広く市民に紹介する為、毎年市民から資料の提供を受けて保管し、研究や展示等に活用を図っています。 今回の「新収品お披露目…

大梅田タイムトリップ展・2022

近く・・でも無いですけど来たついでに、扇町の北区民センターで開催された「大梅田タイムトリップ展」古写真展示の最終日です。 区役所、コミ協、活性化センター、以上北区3団体の主催ですが、 知り合いが運営されてる「住みよいまち&絆研究所」が企画実施…

特別企画展『大阪町めぐり・喜連』

大阪歴史博物館の特別企画展「大阪町めぐり・喜連」。 「喜連」は、近世の大坂では大坂三郷周辺に位置する独立した環濠村落として、古代以前から個性豊かな歴史を歩んできた地域で、「喜連」とは「万葉集」に現れる「伎人郷(くれひと)」に由来すると言われ…

【東洋陶磁美術館】コレクション展関連テーマ展示『加彩婦女俑に魅せられて』

今年最後の東洋陶磁美術館、26日で終了するコレクション展関連テーマ展示「加彩婦女俑に魅せられて」終了間近に鑑賞。 安宅コレクションの主要な収蔵品である中国唐時代の「加彩婦女俑」をテーマに3人の現代の作家の新たな創作によるコレクション展テーマ展…

【大阪歴史博物館】第139回 特集展示『新発見! なにわの考古学2021』

毎年10月から12月まで、大阪歴史博物館で開かれてる (一財)大阪市文化財協会の一年間の主に大阪市内での発掘成果の展示会「新発見! なにわの考古学2021」。 新発見!と銘打ってますが、今回は特に目新しい成果は無く、やはり新型コロナ禍で活動がままならな…

特別展『難波なにわをうたう -万葉集と考古学-』

大阪歴史博物館の特別展「難波なにわをうたう -万葉集と考古学-」。 万葉集をひも解きながら、発掘調査で明らかにされた建物跡や祭祀の場、当時の暮らしや儀礼で用いられていた様々な出土品を手がかりにして古代の難波に迫る特別展、万葉歌が墨書された木…

日本銀行大阪支店見学

日本銀行大阪支店の見学会が再開されてるので申し込んで見学。 以前は、一単位5名以上の申込みでの新館と階段室の見学と体験コーナーも有って1時間20分のツアーでしたが、今の所は旧館の広報ルームの資料展示コーナーと記念室に省略されて所要時間も50分に短…

クラブコスメチックス文化資料室・第17回 企画展-広告にみる大正ロマンと昭和モダン-展

双美人の商標で有名なクラブコスメチック文化資料室の「第17回企画展-広告にみる大正ロマンと昭和モダン-展」です。 この企画展昨年期間中に新型コロナ禍で途中で中止、年を改め8月から2ヶ月の会期も新型コロナ第4波のために11月29日まで会期を延長、最終…

J.N.ハリスと同志社

同志社大学今出川キャンパスにあるハリス理化学館。 2013年ハリス理化学館同志社ギャラリーに改組され、その一室に「J.N.ハリスと同志社」と題した展示が行われています。 当館名称の謂れと成っている「J.N.ハリス」さんですが、お雇い外国人の研究者では無…

第23回ハリス理化学館同志社ギャラリー企画展『平安遷都前の京都盆地 ー飛鳥・奈良時代のムラと寺ー』

洛北の赤山禅院の帰り、同志社大学今出川キャンパスに廻ってきて同志社大学ハリス理化学館同志社ギャラリーの第23回企画展「平安遷都前の京都盆地 ー飛鳥・奈良時代のムラと寺ー」です。 同志社大学歴史資料館が行ってきた今出川キャンパス内の発掘調査で発…

企画展『商都慕情Ⅱ -水のまち大阪を巡る-』

2018年の大阪くらしの今昔館・企画展「商都慕情 -今昔館の宝箱-」の続編「商都慕情Ⅱ -水のまち大阪を巡る-」。 今回はテーマを「水のまち大阪を巡る」として、主に江戸時代には大阪市中に流れ込んでいた淀川の水運を中心に錦絵や掛け軸が展示され、円山…

第138回 特集展示 『大阪の太子信仰 -旭区太子橋の太子講資料-』

最近は展示内容が変わると欠かさず来てる大阪歴史博物館の特集展示、第138回は「大阪の太子信仰 -旭区太子橋の太子講資料-」。 大阪市旭区太子橋の旧家で長年行われていた「太子講」、2000年にその歴史を終えるに当たりその祭具や太子像・太子絵伝などの掛…

東洋陶磁美術館・特集展『柿右衛門-Yumeuzurasセレクション』

特別展「黒田泰蔵」と同時開催の特集展「柿右衛門-Yumeuzurasセレクション」。 関西在住のコレクターが収集された柿右衛門様式の「Yumeuzurasコレクション」、「鶉文様」の掌に収まる様な小さな作品を中心に構成展示されています。 ランキング参加中ミュー…

【大阪歴史博物館】第137回 特集展示『豊臣秀吉ゆかりの品々』

大阪歴史博物館の第137回 特集展示「豊臣秀吉ゆかりの品々」です。 全体が時代別に3部構成に成っていて、第三章の「近代大阪と秀吉」が面白い切り口で楽しめます。 今回は二人連れで古文書などユックリ閲覧出来ませんので会期が8月30日迄との事なのでもう一…

藤田美術館『あみじま茶屋』

来年4月リニューアルオープン予定の藤田美術館エントランスの「あみじま茶屋」、4月に先行開業していて以前に前を通った折には行列が出来てて少しビックリしましたが、今ではゆったりお茶が楽しめそうです。 一部の美術館施設も先行公開されてる様なんで、時…

第136回 特集展示『古代の都・難波京』

大阪歴史博物館 第136回目の特集展示「古代の都・難波京」。 難波宮は、発掘当初から都市で有る「京(みやこ)」の存在しない「難波宮(宮殿)」と官衙のみ存在した、港である難波津に対応した対外的な迎賓館的機能を持たせた宮殿であると思われてきましたが…

重岡良子 花鳥画展『刻を紡ぐ写生から装飾・そして琳派を生きる』

大阪くらし今昔館の企画展示「重岡良子 花鳥画展『刻を紡ぐ写生から装飾・そして琳派を生きる』」です。 京都には、琳派400年記念を迎えた2015年辺りから自ら琳派を継承するとして「IMA 琳派」「現代 琳派」「琳派 今様」などの芸術活動が有るんだそうでそれ…

大阪中之島美術館

2022年2月に開館予定の「大阪中之島美術館」。 やっとと言うか、もうここ迄出来てるんだ・・、と言うのが久しぶりに見た印象で、市長時代の橋下さんがぶち上げてた構想とは随分かけ離れた小規模な箱モノなんだ・・、と言ってしまうと元も子もないと思うので…