春の京都御苑『禁門の変(蛤御門の変)』

 京都御苑、春の自然教室「春の御苑にふれよう」の帰り。

 

京都御苑内の警察署、京都護衛署。f:id:jotoyumekoi:20200821224825j:plain

 京都護衛署は、京都御所桂離宮修学院離宮及び正倉院の区域を担当しているそうで、敷地内のしだれ桜が有名ですが、4月も二十日過ぎで葉桜でした。

この様な立て札を「駒札型歴史解説板」と云うそうですが、写真では良く分かりませんが、「浮き出し絵凸凹がついた台」が付きました。f:id:jotoyumekoi:20200821224837j:plain

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 前回の「冬の御苑」で少し触れました「八・一八の政変(禁門の政変)」の翌年、禁裏守備を解かれ京都を追い落とされた長州藩が、朝廷への嘆願を行うべく2千の兵を伴って上洛。

 会津薩摩藩兵を中心とした幕府軍5万と激しい攻防戦を繰り広げた「禁門の変(蛤御門の変)」の舞台がこの辺りに成ります。

 結果、猛将「来島又兵衛」「久坂玄瑞」らが戦死、「真木和泉」らは天王山で自刃。

 長州藩敗退、幕府軍第一次長州征伐、「高杉晋作功山寺挙兵、長州藩政変、第二次長州征伐失敗の後、明治維新へと続きます。

 

京都御苑西側の「下立売御門」です。
少し北へ「蛤御門」「中立売御門」「乾御門」と続きます。f:id:jotoyumekoi:20200821230042j:plain

下立売御門」向かいの、「聖アグネス教会」f:id:jotoyumekoi:20200821224901j:plain

一帯が「平安女学院」に成ります。f:id:jotoyumekoi:20200821230055j:plain