京都御苑、春の自然教室「春の御苑にふれよう」の帰り。
京都御苑内の警察署、京都護衛署。
京都護衛署は、京都御所、桂離宮、修学院離宮及び正倉院の区域を担当しているそうで、敷地内のしだれ桜が有名ですが、4月も二十日過ぎで葉桜でした。
この様な立て札を「駒札型歴史解説板」と云うそうですが、写真では良く分かりませんが、「浮き出し絵凸凹がついた台」が付きました。
前回の「冬の御苑」で少し触れました「八・一八の政変(禁門の政変)」の翌年、禁裏守備を解かれ京都を追い落とされた長州藩が、朝廷への嘆願を行うべく2千の兵を伴って上洛。
会津、薩摩藩兵を中心とした幕府軍5万と激しい攻防戦を繰り広げた「禁門の変(蛤御門の変)」の舞台がこの辺りに成ります。
結果、猛将「来島又兵衛」「久坂玄瑞」らが戦死、「真木和泉」らは天王山で自刃。
長州藩敗退、幕府軍第一次長州征伐、「高杉晋作」功山寺挙兵、長州藩政変、第二次長州征伐失敗の後、明治維新へと続きます。
京都御苑西側の「下立売御門」です。
少し北へ「蛤御門」「中立売御門」「乾御門」と続きます。
一帯が「平安女学院」に成ります。