昨年の研究大会にボランティアスタッフ参加しましたイベント学会の交流会「金曜サロン」が、今回は京都開催で「長刀鉾」の見学会が企画されていて折角なのでお邪魔します。
大阪あそ歩研修会後の「大阪くらし今昔館」見学を早めに切り上げ少し早めに阪急・四条駅到着、四条通を山鉾町と「函谷鉾」を左に見ながらの東の外れ「長刀鉾」に向かいます。
四条通、阪急四条駅を上がった所に、函谷鉾の祭り提灯。
函谷鉾
時間に余裕が有るので、函谷鉾を見学。
函谷鉾。
臨時の「祇園祭り」案内板。
長刀鉾の祭り提灯。
長刀鉾に向かいますが、アーケードの下はスゴイ混雑です。
長刀鉾見学
「くじとらず」の名があるように、山鉾巡行の先頭を受け持つ鉾。命名は、鉾のてっぺんを飾った三条小鍛冶宗近作の大長刀によります。
現在、稚児が乗る唯一の鉾です。
長刀鉾保存会の方の町家です。
2階へ上がった所。
女人禁制。
今では数えるほどに成った様ですが長刀鉾は従来の禁制を護っていますし破る積りも無いそうです。
2階から、長刀鉾に渡り廊下を通して有ります。
長刀鉾に乗り込みます。
長刀鉾渡り廊下の商家。室町の呉服屋さんでしょうか。
長刀鉾から真下の様子。
重量11t、高さ約25m、50人が乗り込みます。
鉾のてっぺんを飾った三条小鍛冶宗近作の大長刀。
宗近が娘の病気平癒を祈願して八坂神社にこの大長刀奉納したが、鎌倉期に身の丈抜群で勇猛絶倫の和泉小次郎親衡が愛用、しかし何かと不思議が起こり、返納したという。
大永2(1522)年、疫病がはやり、神託で長刀鉾町で飾ったところ、疫病は退散した。と云う言い伝えが有るそうです。
長刀鉾祇園囃子保存会の方の、お話を拝聴します。
京都町衆のお話で、「戦災」と言われて聞き流していますと、「応仁の乱」であったり、最も近い戦災でも幕末「禁門の変」辺りまでですので要注意です。
長刀鉾を飾った胴掛け。
これは胴掛けでは無く、「屏風祭」の様です。
これも胴掛けの展示。
歩道から渡り廊下。この後 長刀鉾を後に、イベント学会・金曜サロンに向かいます。