「黄桜カッパカントリー」到着、少し遅めの昼食に成りますが、これで本日の城北川実行委員会・遠足は全プログラム終了です。
「黄桜」は1925年に松本治六郎が創業。
「月桂冠」の前身「笠置屋」の初代・大倉治右衛門が伏見で酒造りを始めたのが1637年と云われますので、伏見では新興の蔵元で、灘で酒造りが盛んに成るのが1700年頃と云いますので、伏見は全国シュアを持った最初の酒造地と云えます。
伏見の街は、豊臣秀吉が木津川の流れを変え伏見港を開港、1594年に「伏見城」が完成、それまでまったくの寒村でしかなかった「伏見村」に諸大名の屋敷を建て、多くの町民を移住させて日本一の城下町にしました。
徳川幕府の世になると一時寂れましたが、淀川と高瀬川の水運の便により京都と大阪を結ぶ水路の要地としての城下町では無く港町として栄え続け、旅人の往来が盛んになるにつれて、伏見の語源「伏水(ふしみ)」と云われる良質の地下水を利用した酒造業が自然に発展したのが始まりと云われます。
黄桜カッパカントリー。
黄桜カッパカントリー内にある「河童資料館」の展示物です。
黄桜記念館。
カッパに因む文物が沢山展示して在ります。
最近はめっきり日本酒のTVCMは減りましたが、昭和50年代初期までは盛んに放映されていました。
中庭のカッパのオブジェ。
カッパカントリーでの会食、1500円也です。
13時過ぎで少し少し遅く成りましたが、その分ユッタリと食事が出来ます。