森ノ宮ピロティホール地下階の「森の宮遺跡展示室」一般公開に行ってきました。
森之宮は、現在の大阪市東部一帯に形成された古河内湖の西岸、大阪湾とを隔てる上町台地の北部、大阪城公園のすぐ南に位置します。
と云う事で非常に古い台地で、西日本を代表する縄文~弥生時代の貝塚が残されており、「森の宮貝塚」とも呼ばれています。
森ノ宮ピロティホール正面を回り、西側に入口が有ります。
8日、9日、10日の期間限定の特別展で、期間中は学芸員さんが常駐されています
年表。
発掘品の説明と発掘された貝殻(右下)。
森の宮貝塚、発掘当時の様子。
復元された縄文土器。
縄文土器文様の解説。
発掘された矢じりと収穫物の骨。
弥生土器。
弥生時代の食器セット。左、石包丁。
豊臣時代の大坂城の金箔瓦。金箔が残っています。
大坂城は、大坂夏の陣で焼け落ちており、金箔が残っているのは非常に珍しいものです。
本展示室の目玉とでもいえます、縄文人の人骨。
ほぼ全身の骨格が残って居り、推定身長148cm 推定年齢40歳代 女性 と説明に有り、レプリカではなく本物で、樹脂で地面ごと固め切り取ってケースに収めて展示してあります。
夏休み中で、親子の見学者が来られていました。
会場の広さもこれくらいで、少し拍子抜けするかも知れませんが、一度は見ておくべきだと思います。
左、子供たちが撮影中のケースが、縄文人の展示スペース。