紀州街道『御祓橋 (おはらいばし)』

 「御祓橋」を通る「紀州街道」は、大坂と和歌山を結ぶ古道。

 海岸線がもっと西寄りだった古代の「岸の辺の道」に原型を求めることが出来、その紀州街道を横切る細江川に架かる住之江区阪堺電鉄・細江川駅近くの「御祓橋」

 現在の「御祓橋」は1959年完成の桁橋ですが、江戸時代の住吉大社古図にも「小町茶屋」と共に記されており街道と同じく古い歴史が伺えます。

 細江川または細井川は、現在の住吉区長居に存在した依羅池および旧寺岡村を水源とする川で、以前は全長約4.2km今では約2.5kmまで埋め立てられていて下流では住吉川と名が代わり木津川に流れ込みます。

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細江川(細井川)。f:id:jotoyumekoi:20211025163943j:plain