大阪城天守閣の北西、京橋口の近く明治初期に建てられた東洋一の大兵器工場「大阪砲兵工廠」、「京橋ハンター ~京街道へタイムスリップ~」の帰り立ち寄り。
1945年8月14日午後、約150機のB-29の集中爆撃で工廠は80%以上の施設が破壊され機能を失いましたが、旧工廠内・大阪城公園にはまだまだ当時の遺構が残されています。
その中の、1919年に建てられた「旧大阪砲兵工廠化学分析場」は敷地の北西端に有り被害を免れほぼ原形のまま現存して居ます。
近年、大阪市でも利用計画が立てられている様ですが、現在は荒れるままにほぼ放置状態です。 聞く処によると、月極め駐車場として一時的に利用されているそうで、その様な事で敷地内に自由に立ち入る事が出来ます。
大阪城公園でのお花見の帰りにでも、日本の近代史の生き証人とも云える建物をご覧になって帰られる事をお勧めします。
正面。
早く何とかしなければ・・・、なんですが。
樋も壊れかけ、草茫々。
建物内部に這入って見たくなります。
月極め駐車場。
右に大阪城公園と旧大阪砲兵工廠化学分析場。
正面は、OBP・大阪ビジネスパーク。
紅白煙突は、廃止された旧森之宮ゴミ焼却場。