クロスロードカフェ・オーナーの荒木さんから重要文化財・旧岡田家住宅を見て来る様に勧めれそちらに向かいます。
旧岡田家住宅(酒蔵)は、その棟札の銘文から延宝2年(1674年)築、兵庫県最古の町屋とされ、住宅から店舗に改装され北に酒蔵が増築されたのは正徳5年(1715年)、築年代が明確な現存する酒蔵としては日本最古です。 初代所有者は江戸前期の伊丹の酒造家・松屋与兵衛と云われ、幾人かの所有者を経た後に明治33年(1900年)に岡田家所有となり、現在は伊丹市が所有管理しています。
1992年に店舗と酒蔵が旧岡田家住宅として国の重要文化財に指定、1995年から解体調査・復元作業が行われ、2001年から「みやのまえ文化の郷」の中核施設の一つとして一般に公開されています。
隣りの旧石橋家住宅は、江戸時代後期に建てられた商家で、2001年に県指定文化財になり、石橋家は、明治以降、紙と金物の小売業のかたわらに酒造業を始め、日用品の雑貨商を営んでいました。
白壁が旧岡田家住宅(酒蔵)。
旧岡田家酒蔵、軒先に杉玉がぶら下がってます。
岡田家は伊丹で「富貴長」、今津では「福注連」の商標を用いていたそうで、暖簾は「富貴長」。
店の間。
暖簾をくぐると、中の間。
次の間。
板の間の広敷には、虫篭が並べられてます。
奥の間。
店の間が窺えます。
奥の間横の広敷の向こうに、旧石橋家住宅が覗きます。
座敷の右土間。
展示や、コミュニティスペースに成ってます。
鳴く虫と郷町のテーブル。
虫篭が・・・。
古文書の展示。
伊丹郷町から昆陽村に抜ける昆陽口の見取り図。
絵図などの展示。
伊丹涌造。
酒絞り器。
甕の中に酒が溜まります。
釜場。
初めは石を積んだ上に粘土を貼り付けた形でしたが、明治時代にレンガ造りに変えられました。
旧石橋家住宅。
陶芸品やアクセサリーなどのお店に成ってます。
「みやのまえ文化の郷」総合事務所。
伊丹市郷町案内図。
親切な案内板が良く目につきます。