羽曳野市の「フィールドミュージアムトーク史遊会」の古墳史跡巡り、峯ヶ塚古墳から日本武尊白鳥陵古墳の途中「旧石器人のアトリエ」。
「翠鳥園遺跡」は1992年に行われた宅地開発に伴う発掘調査で発見さた比較的新しい遺跡で、近くの二上山で採れるサヌカイトで石器をつくった場所、2万年前の石器づくりアトリエがそのまま残っていて打製石器製作跡が30ヶ所あまり、サヌカイト石器や破片が2万点余り発掘され、羽曳野市が史跡公園として整備されてます。
発掘過程や発掘物などをまとめた本も数点出版されてて存じてはいましたが初見参で、今回のフィールドワークでは一番印象に残ってる遺跡です。
訪ねた時は1998年の史跡公園整備から16年目で、バルブ終焉時代のギミックを詰め込んだ設備が綻び出した頃で、その後の噂では修理整備はされずより荒廃が進んでるそうで心配してます。
実際の発掘場所を切り取ってケースに入れ展示されてます。
発掘時の写真。