四天王寺の南門から南へ250m、諸国庚申の本寺とされる四天王寺の「庚申堂」。
人が生れ落ちるときから体内にいるとされる「三尸」という虫が、60日に一度の庚申の日に眠ると体から抜け出し、天帝に罪悪を告げ寿命を縮めるという言い伝えから寝ずに過ごす庚申待の風習が生まれ、そこから庚申講が出き庚申を祀るお堂が建てられたことが始まりと言われます。
四天王寺庚申堂では、60日に一度の庚申の日にコンニャクを北向きで食べると頭痛が治るとの言い伝えがあり、境内にコンニャクの店が出てます。
毎年2月「初庚申」の日には盛大に法要が行われています。
山門。
本堂。
御祈祷中です。
「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿堂。
地蔵堂。
七福神。