昨年から毎年春と秋の2回の特別公開日以外に、保存会主催により年数回程度開催されている民家としては最初の国指定重要文化財「吉村家住宅」一般公開です。
個人的にはようやく見学実現で、江戸時代中期以降、丹北郡、八上郡の十八ヶ村の大庄屋をつとめた旧家、大和棟の様式をとどめる重厚な造りの主屋・長屋門などの建物、桃山時代の書院造がうかがえる建物内部などジックリ拝見してきました。
今の処は見学者などそれほど多くなく、建物内部なども座敷に上がれて自由に見学でき、これほど自由に見学できる重要文化財はそうないと思いますが、やはり経年劣化もそれなりで建物内部の見学が制限されるのもそう遠くないと思います。
長屋門が見えて来ました。
長屋門です。
主屋。
勝手口から。
奥にヘッツイさんなどが置かれてます。
左の土間は農機具など道具置き場だった様ですが、今はミーティングルーム。
茅葺き屋根の内側。
主屋の座敷に上がります。
桃山時代の書院造りを思わせる母屋。
近年も改修はされてたようで、意外とモダンな造りの居住空間です。
隅の方に茶釜が置かれてますが、囲炉裏は掘られてない様で、日常的に使用されてた茶道具の様です。
お風呂。
沸かすお風呂ではありません。
トイレの便器。
お庭の縁側。
お庭。
以前は水が流れてたそうです。
主屋の縁側。
見事な茅葺き屋根。
主屋の左端、此方が玄関。
家紋は「丸に隅立て四つ目」。