京都ヘリテージマネージャー(KOMO)の人たちの、登録有形文化財・兒山家住宅見学会と建具入れ換えワークショップに参加しました。
兒山家住宅の兒山家とは、家業の施薬に加え、江戸時代を通じ大庄屋として小出藩代官もつとめていた中世にさかのぼる旧家で、この建物は江戸時代後期に本家より分家し、通称「東兒山」と称されている住宅です。
北野田駅前からメンバーの乗用車3台に分乗、兒山家住宅に向かいます。
正面左から長屋門。
主屋の大屋根。
鬼瓦が見事です。
カーブミラーと道路標識が邪魔なんですが。
主屋の大屋根。
左に落ち屋根が配されてます。
主屋。
この飾り瓦は雲でしょうか。
と書きましたが、お身内の方からのご指摘でこのオブジェは「水流」で、火難除けの飾り瓦だそうです。
まず展示室見学。
農機具が多数展示されてます。
主屋で兒山さんからお話を伺います。
お話を伺った後建具の入れ換え。
夏用の風通しの良い建具を冬用に取り替えます。
納屋から出してきた建具の埃を払います。
何時の頃から使われてるのか、カラスも歪みの残った古いガラスが使われてます。
落とさないよう気を付けて!
兒山さんの指示を受けて冬用の建具を嵌め込み中。
玄関前の叩き土間。
東兒山家と西兒山家の間につい最近まで存在した中兒山家(本家)の塀。
塀と堺市指定の保存樹だけが残ってます。
17時近く。
北野田駅で解散。