高辻通のポイント「管大臣神社」へ。
管大臣神社なんてどこかの元総理大臣を連想させますが、管大臣とは菅原道真公の事、ここ管大臣神社は菅原道真公を祭神とする神社で、道真公の邸や菅家廊下といわれた学問所の跡で生誕の地とも伝えられ、天満宮誕浴の井が保存されています。
有名な「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ」と詠まれた飛梅の地も当神社で、古くは天神御所紅・白梅殿とも呼ばれ、境内には本殿、幣殿ほか多くの社殿が建ち、本殿はもと下鴨神社の本殿を、1869年移築したもので、幣殿と合わせて八棟造り、銅巻柿葺の豪華な建築です。
菅原道真公生誕の地伝説は京都市内いくつか存在、京都以外にも奈良県、滋賀県などにも伝えられ本当のところは定かではないとさますが、私はここが一番信憑性が高い様に感じてます。
高辻通側から境内へ。
ビルに囲まれた境内ですが広い境内です。
駒札と保存樹。
二の鳥居から拝殿。
左の梅が「東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ」の「飛梅」。
ビルの谷間の向こうに拝殿。