今年度で廃庁され、少年刑務所としては最後の矯正展。
全国各地の刑務所作業実習で制作された家具や雑貨などが格安で即売されるため普段でも人気の矯正展ですが、今年で最後、しかも保存・活用が注目されてる赤レンガ造りネオロマネスク様式の建物敷地内に入れるとあって、朝7時起きで開場20分前に到着しましたが、すでに高い塀を取り巻く行列、3回受け付けられる所内見学に参加出来るか心配になって来ましたが・・、処であとで気付いたんですが受付を済まし整理券をもって各自自由に所定の施設内を廻るだけなんで、慌てて並ぶ必要も無かった様なんです。
1908年建築の奈良少年刑務所正門。もうすでに行列が。
この日の奈良は29.8℃、真夏ほどではありませんが暑くなってきました。
漸く入場。
前庭には沢山の模擬店が並んでいます。左のテントは全国各地刑務所の模擬店です。
所内見学ツアー整理券の列に並びます。
この後作業実習場など所内所定の施設を廻りますが、残念ながら撮影禁止で写真は有りません。
所内見学ツアーの後講堂。
刑務所の展示とアトラクション、ちょうど地元中学校のブラスバンドが演奏中、午後からは杉良太郎さんも来られるそうです。
刑務所刑務官制服の歴史。
今は使われてない備品。ヘルメットは、旧帝国陸軍の九〇式鉄帽と同じ物です。
奈良少年刑務所のゆるキャラ「なしかんくん」。昨年は「せんんとくん」も来てたようです。
講堂から、体育館での全国各地刑務所の作業実習製品即売
これは、北海道函館刑務所の製品。
バック類。加古川刑務所の作業実習製品。
箱箪笥。丁寧な造りでした。
木工品。値段も手頃で人気品の一つ。
クッション。これも加古川刑務所。
刑務所の体育館らしく「矯正護身術」の技名が掲げられてます。
「なしかんくん」のお餅つき。青い法被は刑務所職員の野球部のメンバーだそうです。
飲食系の模擬店もたくさん出ていて賑わってました。
後方は本館。収監房が並んでる建物で、何もしなければ中には当然入れません。