今年度で廃庁に成る奈良少年刑務所、旧司法省技官・山下啓次郎 設計で1908年に竣工。
屋根をドーム状にしたネオロマネスク様式の表門や庁舎から5棟が放射状に広がる受刑者収容の舎房などが特徴、職員との立ち話では過去に建て替えなどはないそうで、それだと増築部分を取り除けば当初の姿に戻りますね。
保存活用も決まりホテルとしての再利用が有力で、今後の耐震改修や運営は民間企業に任せる予定、後はどの事業者に決まるかだけの様ですが、耐震工事などが始まる前に受刑者が退去した後、放射状に伸びる5本の廊下を看守所から見渡せる「パノプティコン」(一望監視)と呼ばれる舎房の見学会などの開催に期待が持てます。
ホテル完成後の内覧会も楽しみですが、流れから行くと有料で対価は高額に成りそうですね。
奈良少年刑務所見学は午前11時に終了、手元には無敵の「奈良・斑鳩1dayチケット」が、この後は体力の続く限り奈良を体験する事にします。
絵に描いたような城館風、奈良少年刑務所本館です。
昭和初期の頃のミニチュアだそうです。
本館。
本館。
本館の尖塔。
和風の植栽と絶妙のハーモニー。
正門を右に入った所。
正門。内側より。
正門内側。
正門上空、秋空です。
どうして刑務所にこんな建物を建てたんでしょう。
管理部門の塀なので意外と低いです。
午前11時見学終了。
手元には無敵の「奈良・斑鳩1dayチケット」体力の続く限り奈良を体験する事にします