法性山・般若寺

 無敵の「奈良・斑鳩1dayチケット」を握りしめ、体力の続く限り奈良を体験するまち歩き。

 最初は「法性山・般若寺」コスモス寺としても有名な真言律宗のお寺で、奈良少年刑務所の在るこの辺り一帯の地名にも成ってます。

 735年聖武天皇平城京の鬼門を守るために「大般若経」を基壇に納め、石塔を建てられた事が寺名の起こりとされ、平安の頃には学問寺としても栄え、数々の文化財を今に伝えています。

 南都と平安京との主要な交通の要所に存在する当寺は、度々の兵火にも会い、往時の面影を残す楼門は国宝の指定を受けています。

 

国宝指定の般若寺楼門。f:id:jotoyumekoi:20190517222731j:plain

楼門の奥に重要文化財十三重石塔が窺えます。f:id:jotoyumekoi:20190517222742j:plain

国宝の楼門。f:id:jotoyumekoi:20190517222752j:plain

般若寺経営駐車場から国宝・楼門。f:id:jotoyumekoi:20190517222804j:plain

南朝聖蹟」と有り、側面に「後醍醐天皇 大塔宮護良親王 文観上人 般若寺本性房」と彫られています。f:id:jotoyumekoi:20190517222821j:plain

コスモスにはまだかなり早いようです。f:id:jotoyumekoi:20190517222838j:plain