巨椋池周辺の古墳をめぐるー久津川の古墳ー『久世神社・久世廃寺跡』

 羽曳野市「フィールドミュージアムトーク史遊会」の古墳史跡廻り「久世神社・久世廃寺跡」。

 現在は、久世神社境内の遺跡として保存されている久世廃寺、創建は7世紀、塔を東、金堂を西に置く法起寺式の伽藍配置をもち、寺域は東西約 120m、南北約 135mと推定され、南門跡からは像高9㎝の銅造誕生釈迦仏立像が出土しています。

 史跡指定地内には、芝ヶ原古墳群の1~7号墳や古代久世郡衙と推定される遺跡も発掘されるなど古代南山城の重要地で有ったと思われます。

 久世神社は、創建など詳細は不明なれど旧久世村の産土神として祭神は日本武尊末社に稲荷社、竜王社を配し、極彩色で彩られた室町期 重文の本殿が知られています。

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柿本人麻呂の歌碑。f:id:jotoyumekoi:20190802031445j:plain

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拝殿。f:id:jotoyumekoi:20190802031616j:plain

拝殿、奥に本殿。f:id:jotoyumekoi:20190802031540j:plain

重文の本殿。f:id:jotoyumekoi:20190802031552j:plain

本殿。f:id:jotoyumekoi:20190802031604j:plain

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末社。右の赤鳥居が稲荷社、左は竜王社。f:id:jotoyumekoi:20190802031629j:plain

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久世廃寺跡のマスコットキャラ「シャカちゃん」。f:id:jotoyumekoi:20190802031712j:plain