右京区宇多野・福王子神社

　嵐電・宇多野駅を出て京都新春十二支パワースポット巡り「三宝寺」に向かう道すがら「福王子神社」に寄り道。

　宇多野駅から周山街道を北に、周山街道が鞍馬口通（きぬかけの路）と交差する交差点北側に位置します。

　この地に在った応仁の乱で焼失した深川神社跡に寛永年間創建、近くの宇多天皇の母・班子皇后の陵墓に因み班子皇后をお祀りし、班子皇后が子沢山だったことから「福王子神社」と名付けられたと謂われます。

　また、仁和寺を開いた宇多天皇の母を祀る神社である事から仁和寺の鎮守神ともされ、社殿(2棟1基)は国の重要文化財に指定されています。

嵐電・宇多野駅。
以前は鞍馬口駅と言われていました。

福王子神社。
右に行くと仁和寺から龍安寺、金閣寺と続く「きぬかけの路」。

柱に竹の根巻が巻かれた重文の石鳥居。

重文の拝殿舞台。

拝殿。

拝所の奥が春日造の重文・本殿。

拝所に供えられた宮参りの護符、奥は拝殿。

周山街道から福王子神社。