進々堂 府庁前店

 京都のパン屋さんと云うと「進々堂」

 有名な1930年に開店した京大北門前店は創業者の孫夫妻が別法人化「京大北門前カフェ進々堂」として継承営業されてるので、1966年に開店した府庁前店が直営店としては最古に成る様です。

 京都のまち歩きではパン屋やイタリアン,フレンチがやたらと目に付きますが、京都市のパン消費量は神戸市を抑えて全国一位、コーヒー購入金額も全国一位、バター消費金額や牛乳購入量も全国一位、それでいてお茶飲料の購入金額41位なんだそうで、それでも和菓子の消費金額は金沢市に一位は譲りますが四位に付けていて、京都では和菓子にもコーヒーがポピュラーなようで食品消費行動から見る京都市は完全に「和の街」では有りませんね。

 そんな京都で1913年 左京区旧三高東側で開業した「進々堂」、創業者・続木 斉が1924年から2年余り日本人最初のパン留学生としてフランス留学、帰国後京都でフランスパンを広め現在に至ってます。

 

レンガタイルを多用してレトロな雰囲気を出してます。f:id:jotoyumekoi:20191105010912j:plain

このお店はベーカリーレストランタイプのお店でモーニングだけでなくランチメニューも楽しめます。f:id:jotoyumekoi:20191105010927j:plain

創業者・続木 斉は内村鑑三に師事しクリスチャンだったことから看板には聖書の一節「我々の日々の糧を今日与えたまえ」と仏語で書かれていて、包装紙には英語で同じ言葉「Give us this day our daily bread」と入れられています。f:id:jotoyumekoi:20191105010940j:plain

立ち寄りたいんですが早く帰りたくて今日はパス。f:id:jotoyumekoi:20191105011005j:plain

土日祝は18時30分クローズなので後1時間強。f:id:jotoyumekoi:20191105010952j:plain

進々堂府庁前店の有る釜座通り。f:id:jotoyumekoi:20191105011016j:plain