片町に来たついでに大阪歴史博物館「新発見! なにわの考古学2019」。
大阪歴史博物館の特集展示としては127回目に成り(一般財法)大阪市文化財協会が年度ごと定期的に開催してる発掘品の展示会で、平成30年度の出土資料約300点を発掘現場の写真パネルと共に展示されてますが、今年9月頃報道発表の有った自宅近くの旭区高殿7丁目所在遺跡から発掘された古墳時代中期、「顔」の装飾がついた須恵器椀の展示が有るので来てます。
同様式のモチーフは、これまで壁画など朝鮮半島や中国東北部での出土例は有るようですが、日本では同時代に類例を見ない初めての出土となる様で、解説文に道教との関連性が指摘されてますが、これに続く発掘を期待したいですね。
会場に入って直ぐの所に「顔」の装飾がついた須恵器椀。
顔」の装飾がついた須恵器椀。
右下に河内湖北岸で出土した橇そり形木製品。弥生時代中期(紀元前1世紀)。
これまで難波宮は、宮殿と付属施設だけで街並みの存在しない「宮」とされてきましたが、最近の発掘調査で街並み
都島区網島の大長寺跡発掘と出土品。