烏丸通・藤井右門宅跡

 京菓子資料館から烏丸通を南に少し、街中には珍しい大きな石碑が建ってます。

 藤井右門さんは江戸中期尊王の思想家、幕府に危険人物とみなされ処刑された尊王論者。

 この時期京都では「宝暦事件」「明和事件」と幕府による尊王論者弾圧事件が立て続けに起き、江戸幕府禁中並公家諸法度などによる京都支配体制強固な時代にも尊王思想の地下水脈は絶えず流れていた事に成りますが、この時代の尊王思想は儒教的君子統治倫理を背景にした論法で、討幕攘夷思想の萌芽は感じられません。

 時代は下り、幕藩体制の行き詰まりから西国諸国の討幕思想が少しづつ表面化、外圧による攘夷論などと尊王思想が結び付き幕末明治維新への大きなうねりと成って行きます。

 早すぎた勤皇の獅子・藤井右門明治維新正四位が贈られ出身地の射水市では毎年生年月8月に顕彰祭が開かれてます。

 

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