「京都東山立春パワースポット巡り」の終わり八坂神社に向かう途中に立ち寄り。
1958年完成、設計はカーテンウォールを多用した圓堂政嘉、正面 8m×18mの大タイル壁画の作者は建築家の中村順平、絵心の有る建築家で壁面彫刻や壁画に秀作を残し、祇園会館はタイル壁画の代表作だそうで、タイルの作陶は泰山堂。
中村順平の主催した「中村塾」に圓堂政嘉も学んだと言いますから師弟関係とも言えます。
元は映画館で、今は「よしもと・祇園花月」が入ってますが、築62年あちこち経年劣化も目立ちますね。
タイル壁画のモチーフは「名古屋山三郎と出雲阿国」の歌舞伎おどり。
タイル壁画内右下に「祇園会館」の大きなネオン文字が有ったんですが跡が少し黒っぽく残ってますね。
タイル壁画外左下のピンク台枠「よしもと祇園花月」も無く成ってます。
中村順平作
泰山堂と銘が入ってます。