なんばに向かう途中で、織田作之助・女三部作で名の知れた「太左衛門橋」。
橋の東南角で歌舞伎小屋を開いた興行師・大坂太左衛門に因んで「太左衛門橋」と名付けられた橋で、架橋年数は不明なれど橋の架かる道頓堀川の北が遊郭、南が芝居小屋と有ってそれを結ぶ橋と有っては恐らく興行師の太左衛門たちが掛けた橋なんでしょうね。
木造であったため大阪大空襲で焼失した後、1958年「3径間連続の成桁」橋として架け替えられ2004年に西側、2008年東側に木造の側道橋を整備、河川敷と一体化されています。
なんばに自転車で向かうためガラガラの道頓堀を想像して来て見たんですが、若い人たちで一杯の道頓堀界隈は7~8割方人出が戻ってる様で、自転車を降りて歩きましたが、御堂筋に廻ればよかった。
擬宝珠飾りの付けられた親柱。