大阪歴史博物館で11月9日まで開催中の(一般財法)大阪市文化財協会と大阪市歴史博物館共催の「新発見!なにわの考古学2020」。
大阪市文化財協会が2019年度に行った大阪市内の遺跡発掘調査の成果出しの展示会で毎年秋頃開催されていて、今回は難波宮跡の暗渠、中世の祭祀で埋葬された鷺洲遺跡の土師器、近世の瀬戸内各地の多様な陶磁器・瓦類や広島藩大坂蔵屋敷跡など約250点の出土資料を発掘調査の写真パネルとともに展示されてます。
処で今回期待してた2019年9月から発掘調査中で、今年の8月1500体を超える埋葬人骨が見つかったと報道発表された大坂七墓のひとつ「梅田墓」の詳細な資料展示が有るかと思って来て見ましたが、写真パネル数点と展示ケース一つだけの展示でこちらは来年の成果出しに廻されるのか、それともお墓の事なんで取りあえずこれで終わりなのかな~。
石で組まれた難波宮期の暗渠。
上町台地の埋められた谷の遺構、柱跡があり橋が架けられていた可能性あり。
中世の村遺構。
埋納された土師器。
瀬戸内各地の多様な陶磁器。
特設コーナー「乾山焼と大坂」。
特設コーナー「乾山焼と大坂」。
梅田墓展示。
梅田墓の展示ケース。
新型コロナ過で中止に成った展示会。