洛北の赤山禅院の帰り、同志社大学今出川キャンパスに廻ってきて同志社大学ハリス理化学館同志社ギャラリーの第23回企画展「平安遷都前の京都盆地 ー飛鳥・奈良時代のムラと寺ー」です。
同志社大学歴史資料館が行ってきた今出川キャンパス内の発掘調査で発掘した出土品の展示企画展。
奈良時代のこの地点は、正倉院文書『山背国愛宕郡出雲郷雲下里計帳』に載る人々が暮らした地域で古代出雲郷と考えられるそうで、飛鳥・奈良時代のムラ・寺の群の中央に8世紀末になって平安京は築かれたと言えます。
展示物の大半は土器や瓦などの大小破片で、ある程度知識を得た上でジックリ見ないと違いは良く解りませんが、自学の構内とは言えこれだけの系統だった発掘調査にはただただ感心します。
少し前までは閉じられてた正門も漸く開放されてます。
重要文化財の「クラーク記念館」。
ハリス理化学館 (重要文化財)。
二階に上がります。
保存されてる教室で使用されてた椅子と一体化されてる小机。着座可能ですがいまの基準では小さいですね。
第一会場。
第二会場。
図録とまでは言えませんがしっかりした内容のパンフです。
オリジナルグッズのショップです。