ビジュアルデザイナー・黒田征太郎さんの弟で1980年に帰国するまで北米中心に活動、帰国後1984年渋谷パルコに自作直販店の「ショップTAIZO」を構えある程度の成功を収めた後1987年に「ショップTAIZO」は閉鎖、1991年に静岡県伊東市にアトリエを移設して以降は白磁による制作活動に移り、その白磁作品約60点が展示された特別展「黒田泰蔵」。
制作作品が白磁に移ってからは、道具としてではなく純粋に芸術作品としての造形の作出で「イエスとノーの間の言葉」に例えて自作品を表現されています。
昨年11月21日からの会期で、途中2回ほど新型コロナ禍での東洋陶磁美術館緊急事態閉館期をはさみ、会期終了近くに4月13日の黒田泰蔵さん訃報も伝わり、今日7月25日が最終日で4連休と重なってか多くの入館者で賑わってます。