古民家

京都北野・京豆腐『とようけ茶屋』『北野 桜井屋』『京とうふ 藤野』

北野天満宮周辺は名水の地で、世に名高き豊臣秀吉の「北野大茶の湯」が北野天満宮境内で開催され、今でも北野天満宮境内では名水の湧き出る井戸が幾つか残されて居るほどで、その名水を使った京豆腐の銘店が何店か存在し、ちょうど湯豆腐のシーズンでお正月…

上七軒『京都北野郵便局』

上七軒に古民家・郵便局「京都北野郵便局」。 郵政民営化以前は特定郵便局だったんだと思いますが、民営化後の分類は「無集配の直営局」に成る様で、局内の壁には上七軒らしく芸妓・舞妓の源氏名入りの団扇が飾られ絵になる雰囲気の郵便局です。 北野を名乗…

上七軒『老松』

上七軒の有職菓子御調進所「老松」です。 「有職儀式典礼」いわゆる有職故実にもとづく婚礼菓子、茶席菓子を中心にした和菓子の銘店、創業は1908年と京都の菓匠ではそれほどの歴史は有りませんが、創業者のご先祖は代々朝廷の儀式菓子や神饌などを調製する役…

宇野薬局

国の登録有形文化財「宇野薬局」。 松屋町筋沿い本町橋近くの木造三階建店舗併用住宅。 1934年築、設計は坂本建築事務所、施工が長岡栄吉(大工さん)。 前の通りは年中通ってますが、向いのマイドームおおさかに来たついでにスマホで撮影。 周辺は戦災を受…

祇園・花見小路

三条から白川 粟田口を廻った「京都東山立春パワースポット巡り」も「八坂神社」で無事終了、黄昏の夕闇に包まれだした四条通を西に、途中「花見小路」。 2011年の暮れ、送電線を地中埋設無電柱化された「花見小路」の見学に来た覚えが有りますが、あの頃か…

大阪讃岐うどん・つるまる本舗 源八橋店

源八橋西詰天満橋筋との交差点北角の洋館、南角の元石黒商店現ニュートバコと同じ意匠の洋館ですがこちらは一回り小さく昨年7月うどんチェーン店の「つるまる本舗 源八橋店」にリニューアルされてます。 処で正面看板に掲げられた「大阪讃岐うどん」とは何ぞ…

サクラノミヤ ニュートバコ(new tobacco)

源八橋西詰天満橋筋との交差点南角の洋館、たばこ店「石黒商店」が閉店、今年5月に大阪産のクラフトビールと宇都宮餃子のお店にリニューアルしてます。 同じ様に大阪産クラフトビールと宇都宮餃子が看板の、天満橋「B&G Nicholson」と谷四「HARENOHI」は同じ…

史跡ハイキング『元 川東提灯店』

鴻池新田会所主催の史跡ハイキングの途中、豊臣時代淀川左岸の堤防として築かれた文禄堤と上を通る京街道、守口市に今も残る約750mの端、国道1号線八島交差点手前の3代続きTVなどでも紹介された「川東提灯店」。 残念な事に最近廃業されたんですが、お店間口…

史跡ハイキング『まぼろしの港、長柄船瀬を探る』

これまで何回か、付け替え以前の主に北河内の旧大和川川筋や平野川川筋を巡るなどが催行され参加したかった「史跡重要文化財 鴻池新田会所」主催の史跡ハイキング、今回のテーマは「まぼろしの港、長柄船瀬を探る」に初めて参加。 ネタ元は「住吉大社神代記…

北野家住宅主屋

大阪科学技術館でのシンポジウムの帰り、御霊神社東の大鳥居向い「北野家住宅主屋」。 1928年築、木造3階建、瓦葺切妻造平入で、大阪大空襲時辺りが焼け野が原に成っても焼け残ってた「奇跡の一軒家」でも有名、昭和初期の町屋造りで国の有形登録文化財。 各…

吉田理容所

知る人ぞ知る超有名理髪店「吉田理容所」。 土佐堀通りから三休橋筋を南に入ってすぐ右に5軒長屋が残っててその2軒目、平凡社「太陽」1987年11月号「モダンシティ・ストーリー」の中でも取り上げられてる散髪屋さん。 大大阪時代 証券の街・北浜で1930年開業…

長岡京市立神足ふれあい町家で『ひなまつり』

西国街道沿い江戸時代末期に建てられた古民家を長岡京市が購入、「神立ふれあい町家」としてレンタルスペースなどで活用されていますが、3月3日のお雛祭りで市民から寄贈されたひな人形飾りイベントを開催中 昨年の今頃は富田林寺内町の「じないまち雛めぐり…

長岡京市・神足商店街の古民家

長岡京市を北東から南西に通ってる西国街道にある商店街「神足商店街の古民家」。 建て方を見ると古くても明治から大正期頃の木造建築の様ですが、風格のある建物群です。 しかし商家らしき古民家は稀で、最盛期にはどれ位賑わっていたんでしょうか。 右角は…

室町通『富岡鐵斎邸跡』

室町通を一条通が過ぎたあたり「富岡鐵斎邸跡」。 普通に歩いてると通り過ぎてしまいそうな日本家屋ですが、「最後の文人」と言われ明治,大正期の儒学者であり日本画家であった富岡鐵斎が1882年から亡くなる1924年までここで住まいし数々の大作を描いた邸宅…

七条通り『黒川仏具金物製作所』

東本願寺の南、九条通沿いの「黒川仏具金物製作所」。 今では珍しい木造三階建ての京町屋、この辺り七条通沿いは木造三階建て京町屋の街並みが続いていたんですね。 三階は窓枠など変更は無い様です。 ランキング参加中京都 ランキング参加中神社仏閣・古墳…

七条通り『酒類商 若松家本店』

JR京都駅から七条通に出て少し西に行った処「若松家本店」。 酒屋の「立ち呑み」居酒屋なんですが、基本的に予約制でなかなか予約が取れない居酒屋で結構有名店です。 元々は100年以上続くという老舗の造酒屋だった様でお酒はメーカー希望価格で呑め、鱧や琵…

OXYMORON

昨年の10月北浜に開店した、カリーと甘いものと雑貨のお店「オクシモロン」。 2008年鶴岡八幡宮の鎌倉市雪ノ下で創業、2店舗目が鎌倉御用邸の有った鎌倉市御成町、少し間が開き3店舗目がセレブの集まる東急田園調布線の二子玉川駅 通称「ニコタマ」、4店舗目…

今井町・今井まちや館

史遊会の古代史教室見学会 「大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる」今井町の「今井まちや館」です。 「今井まちや館」は、明治以降空家の期間も長く破損も甚だしい状況になっていた建物を痕跡資料にもとづき当初の姿に復元、民具の展示や休憩施設…

今井町・小林豆腐店

史遊会の古代史教室見学会 「大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる」今井町の「小林豆腐店」です。 富田林地内町と違いお店の少ない今井町の中でよくNETなんかにも上がってる豆腐店。 ピーナツ豆腐という豆腐が有って、葛で固めるのではなく通常の…

重要文化財・旧米谷家住宅

史遊会の古代史教室見学会 「大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる」今井町の「重要文化財・旧米谷家住宅」です。 今井町では何軒かの古民家にガイドさんが常駐され無料で見学可能です。 旧米谷家住宅は、18世紀中頃の建築で切妻造、本瓦葺き、平入…

大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる『今井町』

久しぶりに参加します羽曳野市史遊会の古代史教室見学会、今回は奈良県橿原市八木町から「今井寺内町」と建国伝承の地「畝傍山」の周囲 ”伝承の大王墓” を巡ります。 「旧六十八銀行八木支店」から「重要伝統的建造物群保存地区・今井町」へ。 飛鳥川の流れ…

大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる『八木町のまちなみ』

久しぶりに参加します羽曳野市史遊会の古代史教室見学会、今回は奈良県橿原市八木町から「今井寺内町」と建国伝承の地「畝傍山」の周囲 ”伝承の大王墓” を巡ります。 「八木札の辻交流館・東の平田家(旧旅籠)」から八木の町並みを南に「延命院八木寺 」「八…

富田林市立じないまち交流館

富田林寺内町のほぼ中央付近にある「じないまち交流館」。 富田林市立の施設で指定管理団体が「富田林寺内町をまもり・そだてる会」、地元の方中心に1994年に設立された団体で4部会構成で運営されてます。 さほど広くもない寺内町にこの施設を含めて駅前の観…

第12回 じないまち雛めぐり・Part 3

Part 1、Part 2、からの続き「富田林じないまち雛めぐり・Part 3」です。 2月末にメインにしてたデスクトップが突然の電源喪失で使えず、ノートパソで写真整理しながらアップしてますが、フォトショエレメントやライトルームはノートに入って無くて、画面も…

第12回 じないまち雛めぐり・Part 2

Part 1 の続き「富田林じないまち雛めぐり・Part 2」です。 土日2日間の開催で幾度か機会は有りましたが「じないまち雛めぐり」は初見聞です。 今回も午前中到着予定だったのですが、出発時にバタついて2時間予定より遅れに成ってます。 布団屋さん。 目的地…

第12回 じないまち雛めぐり・Part 1

12回目に成ります富田林地内町「じないまち雛めぐり・Part 1」。 昨年の秋、大阪市ボランティア・市民活動センターで開催した「ふらっとフラットまちライブラリー@OCVAC・第3回植本祭」に参加して頂いた「本ある暮らしの会」のメインフィールドである富田林…

近鉄・北田辺駅周辺の古民家

近鉄南大阪線・北田辺駅南西の田邊地区一体は大阪市HOPEゾーン事業の対象に指定され大阪市の助成制度を利用して歴史ある町並みの整備が行われていますが、北田辺駅周辺にも古民家が割と多く残されていて、保全に対して何の公的な助成も無く何れは建て替えら…

vol.2 岬町から、船で、淡路島へ渡ってみませぬか・洲本レトロこみち

コモード56商店街から「洲本レトロこみち」へ。 出版物やNETでは見た事が有りますが来るのは初めて。 春と秋に開催されるマルシェイベント「レトロなまち歩き」では1万人以上の観光客が訪れ狭い通りが大変賑わうそうで、そんな話を案内役のやまぐちさんを「…

旭区大宮

江戸幕府により編纂された官撰地誌「五畿内志」の「摂津志」では大宮神社の事を「南島神社」と記されていて、淀川、大和川が流れこみ入り江が湿地帯を形成、遅くまで水害に悩まされた地域であった事が想像できます。 この辺りも川向こうの東淀川区などと同じ…

蛸薬師通『旧村西家住宅主屋』

京都市内中心部は何処を歩いても文化財に行き当ります。 京都市芸術センター(旧京都市立明倫小学校)の帰り、錦小路通のすぐ北、蛸薬師通の国指定登録有形重要文化財・旧村西家住宅主屋。 1932年の築造「通り沿いの高塀の奥に建物を配する、いわゆる大塀造町…