古墳 陵墓 墓所

新発見!なにわの考古学 2020『梅田墓』

「新発見!なにわの考古学2020」での「梅田墓」の展示資料。 1500体を超える埋葬人骨の発掘調査と云う事で、おそらく沢山のコンテナがバックヤードに積まれてそうなので、来年の資料展示に期待してます。 前の写真、埋葬 B1031 の副葬品。 前の写真、埋葬 B9…

梅宮社・明智光秀公の首塚

狛ねずみの大豊神社から京都市バスで東山三条へ、そこから三条通を少し東の白川沿いを少し南に、今回の「京都立春パワースポット巡り」二つ目の目的地「梅宮社・明智光秀公首塚」。 明智光秀公の首に関しては諸説ありますが、吉田兼見「兼見卿記」に割と詳し…

百舌鳥・古市古墳群世界遺産登録記念シンポジウム ー世界遺産としての価値と未来への継承ー

「世界遺産登録推進」では7回開催だったそうですが、毎年開催されてた百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議主催のシンポジウム、今回は「世界遺産登録記念シンポジウム」に名を変え番号が付いてないのでこれで終了の様です。 盛大だったと思われる…

長岡京・天神通り

風の冷たさに思わずコートの襟を立て、踏みしめる落ち葉の音に冬の気配を感じる晩秋の昼下がり、長岡京に来てます。 目的地はJR長岡京駅近くなんですが、JR東海道線で来ると780円掛かり、天六から淡路で阪急京都線に乗り換えると500円で済むので阪急・長岡天…

古墳の集積地・馬見丘陵めぐり『馬見丘陵古墳群 Part2』

史遊会・古代史教室見学会も最後のスポット巡り、馬見丘陵南の古墳群を一回りして公園館前に戻り、水の抜かれた菖蒲園から乙女山古墳に立ち寄った後花の道に、馬見丘陵公園を出て緑道を抜けて池部駅から帰路に就きます。 今回も軽く1万歩越え、10㎞位の行程で…

古墳の集積地・馬見丘陵めぐり『史跡 ナガレ山古墳 地形模型』

ナガレ古墳を東に降りた処に「史跡 ナガレ山古墳 地形模型」。 側面にはめ込まれた銘板に、 史跡等活用特別事業(ふるさと歴史の広場整備事業) 平成9年3月 河合町・河合町教育委員会 と有り、他の古墳群でもデザインは違っても同じような地形模型を見ますが…

古墳の集積地・馬見丘陵めぐり『史跡・ナガレ山古墳』

竹取公園で昼食後後半の古墳巡りに向かい最初の古墳は「ナガレ山古墳」。 今回の古墳巡りでは時間が無くて余り下調べをしてこなかったんですが、この「ナガレ山古墳」は1975年から始まった土砂採取で一部が破壊された処で県の調査が入り1976年国指定史跡に指…

古墳の集積地・馬見丘陵めぐり『北今市古墳1号墳移築石棺』

倉塚古墳から巣山古墳に向かう途中、北今市古墳1号墳出土の石棺が移築展示されています。 北今市古墳群とは馬見丘陵古墳群の西、香芝市北今市の5基の古墳群で4基が判明していたようですが現在では奈良県道中和幹線工事その他で形状はすっかり失われ石室の石…

古墳の集積地・馬見丘陵めぐり『馬見丘陵古墳中央群』

史遊会の古代史教室見学会、公園館に立ち寄った後 馬見丘陵古墳群に向かいます。 4世紀末から6世紀にかけて造営されたと見られる馬見丘陵古墳群はその位置関係から大きく北群,中央群,南群 の三郡に分ける事が出来、奈良県営馬見丘陵公園は中央群の古墳群を公…

長尾山菩提院 正俊寺『久貝因幡守之墓所』

初代大坂東町奉行・久貝正俊の菩提寺「正俊寺」山門前の「久貝因幡守之墓所」。 枚方市長尾の正俊寺は、河内領主・久貝因幡守正世が父である初代大坂東町奉行・久貝正俊の菩提寺として建立した寺院なんで歴代 久貝因幡守家墓所が祀られていて、私も大阪人なんで…

大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる『懿徳天皇陵』

史遊会の古代史教室見学会 「大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる」昼食後後半の建国伝承地の陵墓「懿徳天皇陵」です。 古代史教室見学会最後のスポット「第4代天皇 懿徳天皇陵」御陵名は畝傍山南繊沙渓上陵。 欠史八代の御一人に数えられ、第3代…

大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる『安寧天皇陵』

史遊会の古代史教室見学会 「大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる」昼食後後半の建国伝承地の陵墓「安寧天皇陵」です。 「第3代天皇 安寧天皇陵」御陵名は畝傍山西南御陰井上陵、後世所在地が不明になり元禄修陵でも別地に、幕末修陵に際して現陵…

大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる『スイセン塚古墳』

史遊会の古代史教室見学会 「大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる」昼食後後半「スイセン塚古墳」です。 「山本山 大師堂」から「スイセン塚古墳」、江戸時代「第二代綏靖天皇」陵に比定され、全長71m 後円部径46m高さ6m 前方部先端幅30m高さ3…

大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる『神武天皇陵』

史遊会の古代史教室見学会 「大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる」昼食後後半の建国伝承地の陵墓「神武天皇陵」です。 「初代天皇 神武天皇陵」御陵名は畝傍山東北陵、ここも元々は四条ミサンザイと云われ周囲約100m 高さ5.5mの円丘で、鳥形埴輪…

大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる『綏靖天皇陵』

史遊会の古代史教室見学会 「大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる」昼食後後半の建国伝承地の陵墓「綏靖天皇陵」です。 大和三山の一山、畝傍山の山裾を取り囲むように初代 神武天皇陵、第2代 綏靖天皇陵、第3代 安寧天皇陵、第4代 懿徳天皇陵、そ…

源 頼朝 公の供養塔

甲山の神呪寺の近くなのか境内なのか裏山なのか、隣接したところに源頼朝公の墓と言い伝えが有る石塔が建ってます。 神呪寺は鎌倉時代初期に、源頼朝公が再興したのでその縁だと思いますが、戦国時代の兵火によ荒廃江戸時代に再建された神呪寺共々江戸時代の…

後二条天皇北白河陵

花粉の事や人込みを避けてなんか考えてて、足早に通り過ぎてくサクラに追いつけなくて慌て気味の「京都東山お花見」の途中で「後二条天皇北白河陵」。 吉田神社北参道から今出川通に出た処に「後二条天皇北白河陵」、境内の砂利を均してる人が居たのでお話を…

寺之内通『尾形光琳墓所 興善院旧跡』

寺之内通に面した妙顕寺南東角、妙顕寺塔頭の泉妙院に尾形光琳のお墓があります。 尾形一族が代々住職を出していた尾形家の菩提寺「興善院」が墓石のみを残し無住となり本行院の管下に、その本行院は天明の大火で焼失泉妙院と合併、墓石は妙顕寺総墓所に移さ…

周山街道・右京区宇多野『圓融天皇後村上陵』

「京都十二支パワースポット巡り・三宝寺」の帰り「圓融天皇後村上陵」。 村上天皇の第五皇子として生まれた圓融天皇は、病弱で在位期間も短かった冷泉天皇の譲位を受け10歳で即位、藤原氏の勢力争いに翻弄された若き天皇のイメージがありますが、後世「天暦…

百舌鳥古墳群北端・反正天皇陵ゾーン

大阪府エネルギー政策課のセミナーサポート終了後、堺東駅の東すぐ近くの百舌鳥古墳群北端・反正天皇陵ゾーンを歩きます。 墳丘長148mの前方後円墳で百舌鳥古墳群の中では7番目の大きさである反正天皇陵(田出井山古墳)は、百舌鳥古墳群の中でも百舌鳥三陵…

南濱墓所

大坂七墓の一つ北区豊崎の「南濱墓所」です。 日本最初の火葬墓地だそうで、墓石の碑文からは安政・元治など幕末期のお墓が多く、行政的には「市設南浜霊園」と云い大阪市営霊園で以前は新規でお墓を建てることは出来なかったようですが、ちらほらと新しい墓…

歯痛地蔵尊

羽曳野市「フィールドミュージアムトーク史遊会」の古墳史跡廻り「久津川古墳群」は近鉄京都線・寺田駅で解散に成りますが、折角近くまで来てるので私は寺田駅近くの「歯痛地蔵尊」を見物します。 実はこのお地蔵さん、元々はどこか古墳の石棺底石として掘り…

巨椋池周辺の古墳をめぐるー久津川の古墳ー『久津川古墳群』

久方ぶりの参加、羽曳野市「フィールドミュージアムトーク史遊会」の古墳史跡廻り、今回は「京都府城陽市・久津川古墳群」。 木津川、淀川水系において、大阪府高槻市・茨木市の三島野古墳群、乙訓地域の古墳群とともに三大古墳群の一つに数えられる久津川古…

第6回 百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進シンポジウム

6回目に成る「百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議」主催、「百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進シンポジウム」です。 毎回登録申請へ向けて、新たな課題が提示されそれに対する今後の対策など主宰者側から一言あるんですが、今回はそれが…

後藤又兵衛基次之碑

1年間に亘ったNHK大河ドラマ「真田丸」もあと1回を残すのみ、先日は真田信繁が最も頼りにしていた後藤又兵衛基次討ち死の回が放映と成りましたが、その道明寺合戦の舞台となった藤井寺近辺甲冑隊の方々は早くからTVの前に正座、内応を誘う徳川の使者を軽くい…

伏見街道 (伏水街道)・東山本町陵参考地

東福寺から瀧尾神社への道、五条と伏見とを結ぶ伏見街道。 陵墓参考地とは、数々の故事来歴その後の調査などから宮内庁によって皇族墳墓の可能性があるとされたが、被葬者を特定する決定的な資料に欠ける陵墓。 ここ東山本町陵参考地は仲恭天皇陵ではないか…

竹内街道とワインを訪ねる旅『史跡通法寺跡・源氏三代の墓』

羽曳野市のNPO法人 史游会の特別見学会「竹内街道とワインを訪ねる旅」です。 史游会のフィールドワークと云うと古墳巡りが主に成るようですが、今回は特別見学会と云う事で、武家の棟梁「河内源氏」発祥の地、史跡通法寺・源氏三代の墓から壺井八幡宮。 最…

住吉大社・帝塚山古墳と旧街道を巡る~上町台地 Part 2~

羽曳野市の古代史教室見学会「史游会」の月例会に参加。 久しぶりに参加した今回は住吉大社から聖天山、阿倍野神社など大阪市内の古墳と古墳伝承の地などを廻る2回目の古墳巡りですが、大阪市内で古墳と云われるのは「帝塚山古墳」「御勝山古墳」「聖天山」…

第5回 百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進シンポジウム

年度毎に開かれてる百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進シンポジウム世界文化遺産登録推進シンポジウム」第5回目です。 私は第2回目以来に成りますが、百舌鳥・古市古墳群の紹介が主だった初期と比べ、世界遺産登録申請に向けてバッファゾーンの大型看板…

大坂の陣400年最終慰霊祭

森ノ宮キューズモールの「第2回 もりの植本祭」第2タームを抜け出し、NPO法人大阪城甲冑隊主催「大坂の陣400年最終慰霊祭・NPO法人大阪城甲冑隊解散式」に出席。 大阪城・山里郭「豊臣秀頼 淀殿ら 自刃の地 石碑」前の慰霊祭は大阪城甲冑隊としては定期的、…