羽曳野市のNPO法人 史游会の特別見学会「竹内街道とワインを訪ねる旅」です。
史游会のフィールドワークと云うと古墳巡りが主に成るようですが、今回は特別見学会と云う事で、武家の棟梁「河内源氏」発祥の地、史跡通法寺・源氏三代の墓から壺井八幡宮。
最後は河内ワインのワイナリー見学と試飲会で解散。
集合地・近鉄 上ノ太子駅。太子町 観光案内所のテント越しの駅舎。
飛鳥川。
正面高架道の植え込み辺りに古墳が存在したそうです。
収穫の終わったぶどう畑が続きます。
こちらは水田。
古い街並みの続く通法寺町。
通学路の立て看板の向こうに通法寺。
石丸山・通法寺 山門前。
明治期の廃仏毀釈で廃寺に成り、山門と鐘楼を残すのみです。
山門を入ってすぐに源 頼義 朝臣之墓。
源 頼義は、河内源氏初代棟梁・源 頼信の嫡男で河内源氏2代目棟梁。
前九年の役で阿部氏を滅ぼし奥羽平定に戦功を上げた武将。
通法寺の鐘楼。釣鐘は存在しません。
源 頼信と源 義家の墓所に向かいますが、竹藪をかなりの急斜面で登る事に成ります。
急斜面を登り、山頂に到着。
通法寺歴代住職の墓石が並びます。
碑には「源頼信義家両公御廟修繕」と在ります。
三代目棟梁、八幡太郎と云われた源 義家のお墓。
父・頼義に従って前九年の役で戦功をあげ出羽守に任じられ、のち陸奥守、鎮守府将軍となり後三年の役で清原氏を鎮定。
河内源氏の祖、源 信義のお墓に向かいます。
源氏三代墓の近くに、徳川綱吉に生類憐みの令を進言した隆光大僧正のお墓が祀られています。
大僧正 隆光は、綱吉没後 通法寺住職に左遷されたと云われています。
大僧正 隆光の墓石。
戻り道は、行よりなだらかな斜面を降ります。
麓は一帯は、この辺りの「村墓」とされ管理されてる様です。