京都

宇治市源氏物語ミュージアム

宇治神社、宇治上神社のお詣りを済ませ「早蕨の道」をぶらぶら歩いてると「宇治市源氏物語ミュージアム」 「宇治市源氏物語ミュージアム」とは、1998年宇治市によって開館された調度品など実物大の模型や映像により光源氏や「宇治十帖」の世界を分かりやすく…

宇治『早蕨の道』

宇治上神社から晩秋の気配が色濃く残る「早蕨の道」に出て、帰り道の京阪宇治駅まで散策。 「早蕨(さわらび)」と言うと、「源氏物語」五十四帖中の巻第48帖 第三部の一部「宇治十帖」の第4帖にあたり、登場人物の「宇治の中君」が詠んだ「この春は 誰にか…

世界文化遺産『宇治上神社』

「宇治神社」で4羽の兎を探し終えた処で「宇治上神社」へ向かいます。 「宇治上神社」は1994年にユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の構成資産の1つとして17カ所の社寺と共に登録されています。 御祭神は、「菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)」「応…

京都歳末十二支パワースポット巡り・癸卯『宇治神社』

毎年行ってる「京都十二支パワースポット巡り」今年2023年は宇治市の「みかえり兎」で有名な「宇治神社」。 京都市で兎神社と言うと岡崎神社ですが、12年前の「癸卯」に2回お詣りしてるので宇治市では有りますが「癸卯」のお詣り。 御祭神は「菟道稚郎子命(…

宇治『朝霧通』

2023年も年末に成ってしまった「京都十二支パワースポット巡り」、京阪宇治駅から宇治川沿いの「朝霧通」を南に目的の「宇治神社」へ向かいます。 コロナ以前なら「早蕨の道」から「宇治上神社」と「宇治神社」を廻って「朝霧通」に出て「興聖寺」に立ち寄り…

京都中央信用金庫東五条支店(旧村井銀行五条支店)

明治のたばこ王として有名な村井吉兵衛が設立した村井銀行の五条支店として1924年竣工。 設計は村井銀行建築部長をしていて村井銀行の他支店など重厚な古典様式の銀行建築を多く残した吉武長一、煉瓦造石張の2階建で施工は清水組(現・清水建設)。 屋上バラ…

五建ういろ(五建外良屋)

「六波羅蜜寺」で2022年の「京都歳末十二支パワースポット巡り」は予定終了、五条通(国道1号線)にでてお正月用の「五建ういろ」でも買って帰ろうと思って脇道に入ると正面に「五建ういろ」の看板が上がってる京町屋に遭遇。 五条大橋東五条通の「五建うい…

補陀洛山 普門院『六波羅蜜寺』

2022年の「京都歳末十二支パワースポット巡り」最後のパワースポット「補陀洛山・六波羅蜜寺」。 創建年は不明なれど、空也上人自ら刻んだ十一面観音像を御本尊とし951年道場を開き、上人の祈願文により平安時代中期の963年に諸堂の落慶供養を営んだのが当寺…

桂光山『西福寺(敬信院)』

「みなとや 幽霊子育飴本舗」の向かいに「桂光山・西福寺」。 平安時代の859年 - 876年に、空海が自作の土仏地蔵尊を地蔵堂に祀ったのが当寺の始まりとされる浄土宗の寺院、開山は「空海」本尊は「阿弥陀如来」。 関ケ原の戦い後、三条川原で処刑された安国…

幽霊子育て飴(みなとや 幽霊子育飴本舗)

六道珍皇寺から松原通を西にすぐの処に「みなとや 幽霊子育飴本舗」。 埋葬された女性が子供を産んで、近くの飴屋から木の葉の三文銭で水飴を買い育てていて、その女性の亡骸の上で泣いてた子供は寺に預けられて、後に高僧に成ったというお話が元に成った「…

大椿山『六道珍皇寺』

東大路通から松原通を西に、坂道を少し下りた処で「大椿山・六道珍皇寺」。 創建は平安前期の782年~805年、門前から少し西の西福寺辺りまでが平安時代は「鳥辺野」と呼ばれた風葬の地で、仏教でいうあの世とこの世の境目「六道の辻」とされます。 創建当時…

豆八茶屋で親子丼

建仁寺から安井金比羅宮まで無駄に歩き回ったので、足がそろそろ限界近くで東大路通に出た所、高台寺通入口の大きな鳥居そば角の店名も見ずに、ただただ座って休みたいのでカフェへ。 税込み900円で少し高いなと思いながら親子丼を注文、丼物と一緒に出てき…

安井金比羅宮

大和大路通の「かぎ甚」で買い物の後建仁寺を東に抜けて、縁切り縁結びの「安井金比羅宮」に向かいましたが、建仁寺を抜けるのに一苦労の後、「安井金比羅宮」までの細くすぐ曲る道をあっちへ行ったり同じ所を行ったり来たりで、少し遠回りでも八坂通から東…

京都井伊美術館

安井金毘羅宮に向かう手前で「京都井伊美術館」。 戦国時代をテーマにした大河ドラマ、特に「おんな城主 直虎」放映時には良く収蔵品がTV番組などで紹介され、その後の「麒麟がくる」でも明智光秀に所縁のある甲冑や刀剣が収蔵されているので話題に上がって…

京都東山・大和大路通

京都のまち歩きでは、東西南北に碁盤の様に通ってる通りを可成りの距離歩きますが、今回の「京都歳末十二支パワースポット巡り」では廻るポイントを決めて有るので、長々と通りを歩く予定は有りませんが、京都ゑびす神社から建仁寺に戻る途中「大和大路通」…

御菓子司『かぎ甚』

京都ゑびす神社からに出た処で御菓子司「かぎ甚」。 「かぎ甚(旧店名・鍵甚良房)」は、享保年間(1716年-1736年)に創業した祇園「鍵善良房」から、1921年に番頭さんが独立したお店で、当代で四代目に成るそうで100年を超える京和菓子の老舗でも有ります。…

京都ゑびす神社(恵美須神社)

禅居庵から大和大路通に出て北に向くと鳥居が見えてくる「京都ゑびす神社」、主祭神は今宮戎神社と同じ「八重事代主大神」と「大国主大神」「少彦名神」。 1202年(建仁2年)栄西禅師が建仁寺を建立するにあたり、その鎮守社として創建明治期の神仏分離令で…

建仁寺塔頭『禅居庵(摩利支天堂)』

建仁寺から南西角の「建仁寺塔頭・禅居庵」へ。 鎌倉時代後期(1331年 - 1333年)に、元国からの来朝僧 南禅寺住持であった大鑑清拙正澄禅師の為、信濃守護・小笠原貞宗が創建。 本尊は「聖観音菩薩」ですが、清拙正澄が来朝する際袈裟に包んで持参した自作…

東山(とうざん)『建仁寺』

臨済宗建仁寺派の大本山「建仁寺」。 1202年栄西禅師が建立した京都最初の禅寺、開基は鎌倉幕府二代将軍・源頼家、法堂にお祀りされてる釈迦如来坐像が本尊、方丈には十一面観音菩薩坐像がお祀りされていて、京都五山三位の格式を持ちます。 両足院参拝の後…

京都歳末十二支パワースポット巡り・壬寅『建仁寺塔頭・両足院』

毎年行ってる「京都十二支パワースポット巡り」今年2022年は「壬寅」、「毘沙門天」がお祀りされ「狛寅」が鎮座している「建仁寺塔頭・両足院」に参拝。 寅にちなむパワースポットと言うと、虎は四天王の一将「毘沙門天」の使いなので「毘沙門天」をお祀りさ…

寿福山『仲源寺(目疾地蔵)』

建仁寺に向かう途中、四条通八坂神社参道・祇園商店街の中にある浄土宗の小さなお堂「寿福山・仲源寺」通称「目疾地蔵(めやみ)」。 何時もは帰りに通ることが多くて前を通り過ぎるだけでしたが、この日は朝早く出てきたのでまだ午前9時前、お参りする事に…

【国立国会図書館関西館】第30回 関西館資料展示『巨大書庫には何がある?-関西館資料展示を振り返る-』

国立国会図書館関西館が京阪奈丘陵に2002年10月開館してから今年で20年に成りますが、2009年から定期開催を始めた関西館の資料展示も今回で30回を数えそれらを記念して資料展示で出展された約2500点の中から約180点を選んでの展示「巨大書庫には何がある?-…

京都北野・京豆腐『とようけ茶屋』『北野 桜井屋』『京とうふ 藤野』

北野天満宮周辺は名水の地で、世に名高き豊臣秀吉の「北野大茶の湯」が北野天満宮境内で開催され、今でも北野天満宮境内では名水の湧き出る井戸が幾つか残されて居るほどで、その名水を使った京豆腐の銘店が何店か存在し、ちょうど湯豆腐のシーズンでお正月…

上七軒『京都北野郵便局』

上七軒に古民家・郵便局「京都北野郵便局」。 郵政民営化以前は特定郵便局だったんだと思いますが、民営化後の分類は「無集配の直営局」に成る様で、局内の壁には上七軒らしく芸妓・舞妓の源氏名入りの団扇が飾られ絵になる雰囲気の郵便局です。 北野を名乗…

上七軒『老松』

上七軒の有職菓子御調進所「老松」です。 「有職儀式典礼」いわゆる有職故実にもとづく婚礼菓子、茶席菓子を中心にした和菓子の銘店、創業は1908年と京都の菓匠ではそれほどの歴史は有りませんが、創業者のご先祖は代々朝廷の儀式菓子や神饌などを調製する役…

上七軒(上七軒通)

北野天満宮の帰り、東門から出て七本松通りまで西陣の奥座敷「上七軒」を散策します。 「上七軒」とは京都を彩る五花街のうち最古でその格式を誇る花街で、その歴史は室町時代まで遡り幕末には土方歳三と上七軒の芸妓・舞妓とのロマンスが逸話として新撰組フ…

上七軒歌舞練場

北野天満宮東側の御前通りに面した「上七軒歌舞練場」。 上七軒通りに面した入口。 ランキング参加中京都

京都北野『お別れ地蔵』

北野天満宮前の今出川通を少し西に豆腐料理「とようけ茶屋」の隣、北野天満宮前バス停前に小さな地蔵堂が二つ並んで建ってます。 左の少し大きな地蔵堂に収まる「お別れ地蔵尊」、掲げられた町内会の由緒書きによると「明治維新のおり廃仏毀釈の難に逢い若狭…

北野天満宮『影向松』

北野天満宮大鳥居をくぐってすぐ右に「影向松」。 立冬から立春前日までに初雪が降ると菅原道真公が降臨され、雪見を愛でながら歌を詠まれるという言い伝えがあり、初雪が降ると硯・筆・墨をお供えして神事「初雪祭」が行われてます。 北野天満宮創建以前か…

北野天満宮『一願成就のお牛さん』

京都歳末十二支パワースポット巡り「北野天満宮 撫で牛巡り」の一番の目的が境内北西にある小さな神牛舎に収まってる「一願成就のお牛さん」。 「一願成就のお牛さん」がお祀りされてると有って、後方は受験生絵馬の奉納所に成っててこの時期暫くは大変な賑…