五建ういろ(五建外良屋)

 「六波羅蜜寺」で2022年の「京都歳末十二支パワースポット巡り」は予定終了、五条通国道1号線)にでてお正月用の「五建ういろ」でも買って帰ろうと思って脇道に入ると正面に「五建ういろ」の看板が上がってる京町屋に遭遇。

 五条大橋五条通の「五建ういろ」は良く前を通ったのでよく知ってますが、こんな所に「五建ういろ」有ったのかなと思って外から覗くとショーケースの上に「サービス品」の文字が・・、これはラッキーと思って段ボール箱が積まれた店内へ。

 無人の店内で呼べど答えず・・、とこれは午前中の「かぎ甚」と同じシチュエーションで、出てきたお店の人(結局3人出て来ました)に聞いてみるとここは「五建外良屋」の本社で工場なんだそうで、やはりお正月用の注文で大忙しなんでしょうね。

 「五建外良屋」の創業は1855年安政2年)、建仁寺六波羅密寺、清水寺など鳥辺野詣のお客様のために茶店を構えたのが始まりで、160年余り一子相伝による当時と同じ配合で製造されていて、五条建仁寺町の「五」と「建」からが屋号「五建屋」の由来だそうです。

 通常「ういろ」の語源は、漢方薬の「外郎薬」が語源で「外郎」と書きますが、こちらは「外郎」の別名「外良」を用い「五建外良屋」と称しています。

 

「五建外良屋」本社。

私は、サービス品税込み432円を2本購入です。

ショウケース前にも段ボール箱が積まれていてお正月前の何となく雑然とした店内。

五条通の「五建外良屋本店」。国道に面した広い店構えのお店です。

京阪・清水五条駅から東山。帰ります。