京都歳末十二支パワースポット巡り・壬寅『建仁寺塔頭・両足院』

 毎年行ってる「京都十二支パワースポット巡り」今年2022年は「壬寅」、「毘沙門天」がお祀りされ「狛寅」が鎮座している「建仁寺塔頭・両足院」に参拝。

 寅にちなむパワースポットと言うと、虎は四天王の一将「毘沙門天」の使いなので「毘沙門天」をお祀りされてる寺院にはお堂の前に「狛寅」が鎮座していますが、一番有名なのが貴船鞍馬寺で、1月中か2月の立春頃には参拝予定でしたが、貴船の山登りの自信が湧かず逡巡してる間に12月と言う事で、昨年の「辛丑」同様暮れも押し詰った30日に漸く参拝

 両足院は、室町時代中期まで「五山文学」の最高峰の寺院で有ったそうで、建仁寺塔頭寺院に成って以降も管長などの重要な僧侶を擁する寺院です。

 両足院の「毘沙門天」は、元々鞍馬寺毘沙門天の胎内仏だったと伝わり、織田信長比叡山延暦寺焼き討ちの際、鞍馬寺の僧侶が室町将軍茶家・比喜多養清にこの毘沙門天像を託し比喜多養清が筑前⿊⽥家京都御⽤達でも有った為、黒田長政の手に移り関ヶ原の戦いの折兜の中にこの尊像を納めて奮戦し勝利を収めたと言われ、その後尊像は黒田家で代々信仰されましたが、1878年頃両足院へと寄進され、お堂が建てられお祀りをし現在に至っているそうです。

 年明け早々には、普段非公開のお庭や方丈・茶室などが公開されてた様ですが、12月30日と有って静かな境内で、毘沙門堂と堂前の狛寅にお参りご挨拶の後、2022年の「京都十二支パワースポット巡り」は終了。

 

最近は花見小路で写真を撮るとガードマンに怒られますが、防犯カメラの監視が有って法的根拠は存じませんが無許可だと2万円請求されるそうです。

祇園の弥栄会館は改修工事中で外観は保存され解体、帝国ホテルが開業するそうですが如何成りますか。

建仁寺北門が見えて来ました。

赤丸の両足院に参拝。

両足院。

毘沙門堂

吽形の狛寅。

阿形の狛寅。

堂内は撮影禁止ですが、網戸の隙間からご本尊前の狛寅。

静かな毘沙門堂

寅の絵馬が沢山掛けられてる手水舎。