禅居庵から大和大路通に出て北に向くと鳥居が見えてくる「京都ゑびす神社」、主祭神は今宮戎神社と同じ「八重事代主大神」と「大国主大神」「少彦名神」。
1202年(建仁2年)栄西禅師が建仁寺を建立するにあたり、その鎮守社として創建明治期の神仏分離令で建仁寺と別れ現在の形態に移り、登記上の宗教法人名は恵美須神社。
栄西禅師が南宋から帰国する際、暴風雨から守ってくれたのが恵美須神で、主祭神として勧請しお祀りされたと伝わり「旅ゑびす」とも呼ばれ、交通安全の神としても良く知られています。
えびす信仰は西日本の特に近畿地方が中心ですが、「日本三大えびす」に数えられ「都七福神」にも加えられてる「えべっさん」で、毎年「十日えびす」時には参拝者が境内を溢れて、大和大路通を北に八坂神社参道まで及ぶという盛況で、コロナ過も収まりかけてる2023年にはその様子が再現されそうです。
京都市設置の駒札がアルミ板に成ってる。
二之鳥居のえびす神に取り付けられた金網が張られた熊手にお賽銭を投げ入れるのが当神社独特の風習です。
最初に参拝者がえびす神顎下の金網に投げ入れてたのを宮司さんが入り易い様に熊手を取り付けてから良く知られる様に成ってます。
十円玉以上の重さが無いと上手く入りません。
ここはまだコロナ予防の為、手水に水は溜められてません。
「十日えびす」のお賽銭投げ入れに備えてて御祭神は伺えません。
小松天満宮。
左は「白太夫社」。
右は「岩本稲荷大明神」。
財布塚と名刺塚。