史遊会の古代史教室見学会 「大和・今井の寺内町と建国伝承地の陵墓をめぐる」昼食後後半「スイセン塚古墳」です。
「山本山 大師堂」から「スイセン塚古墳」、江戸時代「第二代綏靖天皇」陵に比定され、全長71m 後円部径46m高さ6m 前方部先端幅30m高さ3mのこの地方では珍しい前方後円墳で、綏靖天皇のスイゼイがなまったものとして綏靖天皇陵とされてた様です。
未調査で葺石や埴輪の出土は無く、築造時期は古墳時代前期~中期(5世紀後半)と推定され、地元の古老の話では盗掘跡とみられる穴もあった様です。
スイセン塚古墳への途中、この辺りの村墓だと思いますが、太平洋戦争での戦死者の墓石が階級の区別なく目立つよう並べられています。
この鳥居は、スイセン塚古墳の先にある天神社の鳥居で古墳とは関係は無いようです。
正面の木立がスイセン塚古墳。この先には立ち入り禁止に成ってますのでここまで。
近くのため池。農業用水の様です。