古墳の集積地・馬見丘陵めぐり『北今市古墳1号墳移築石棺』

 倉塚古墳から巣山古墳に向かう途中、北今市古墳1号墳出土の石棺が移築展示されています。

 北今市古墳群とは馬見丘陵古墳群の西、香芝市北今市の5基の古墳群で4基が判明していたようですが現在では奈良県道中和幹線工事その他で形状はすっかり失われ石室の石材などが残されているだけの様で、そのうち1号墳と2号墳の石棺が馬見丘陵公園に移築されています。

 直経約23m,高さ約5.6mの円墳、南南東に開口する横穴式石室を持っていて組合せ式家型石棺が二基 南北に並べて置いてあったそうで、墳丘では古墳の年代よりも古い円筒埴輪棺も確認されていて、古い古墳をつぶして新たに北今市古墳1号墳を作った可能性も云われます。

 

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