伏見街道 (伏水街道)・東山本町陵参考地

 東福寺から瀧尾神社への道、五条と伏見とを結ぶ伏見街道

 陵墓参考地とは、数々の故事来歴その後の調査などから宮内庁によって皇族墳墓の可能性があるとされたが、被葬者を特定する決定的な資料に欠ける陵墓。

 ここ東山本町陵参考地は仲恭天皇陵ではないかされる陵、仲恭天皇陵は別に東福寺の南深草仲恭天皇九条陵として比定されていますが、当初より根拠に乏しくその後の調査研究からこの地がより信憑性が高いとして陵墓参考地に宮内庁指定、禁足地とされています。

 仲恭天皇とは、承久の乱の混乱期に2歳で即位3カ月弱で退位した歴史上もっとも在位期間の短い天皇と云われ、歴代天皇には長く加えられず明治期以降改めて仲恭天皇追号された天皇です。

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奥の小さな小山が陵墓の様です。f:id:jotoyumekoi:20190903032741j:plain