初代大坂東町奉行・久貝正俊の菩提寺「正俊寺」山門前の「久貝因幡守之墓所」。
枚方市長尾の正俊寺は、河内領主・久貝因幡守正世が父である初代大坂東町奉行・久貝正俊の菩提寺として建立した寺院なんで歴代 久貝因幡守家墓所が祀られていて、私も大阪人なんでお参りしていくことにします。
初代大坂東町奉行・久貝正俊は、河内国・武蔵国(主に枚方市)に所領5700石を領有する上級旗本で大坂東町奉行在職は1619年~1648年、戦乱によって荒廃していた八田広と云われた長尾周辺を拝領後 家臣・細谷善兵衛に開墾整備を命じ52石の新田を開墾、のちの検地では230石に改められ、所領・長尾の振興に努めた領主で長尾村には久貝氏の長尾陣屋が置かれました。
ここ墓所以外にも境内奥に杉木立と紫陽花に囲まれて第四代・久貝因幡守の供養塔が祀られています。
歴代の墓石が並んでいます。
墓所内「開運之鐘」。
墓所内のベンチ。
涅槃像から霊苑に続きます。
境内奥「弔鐘の森」。
木立の間を歩いていくと供養塔前の石灯篭が見えてきます。
河内領主 四代久貝因幡守の供養塔。