「大江神社」から隣接してる愛染さん「愛染堂 勝鬘院」。
593年聖徳太子により創建された四天王寺に開かれた4院の内「施薬院」が創始とされ平安時代以降の御本尊は「愛染明王」。
ツアー企画の中では境内の「愛染かつら(ノウゼンカズラの蔓が巻き付いたカツラの木)」ですが、川口松太郎作の恋愛小説で幾度も映画化されTVドラマとも成った「愛染かつら」をご存知の方はどれくらい居られるでしょうかね~。
金堂。 愛染明王が祀られています。
勝鬘院・多宝塔。
多宝塔は、大阪市最古の木造建造物として国の重要文化財に指定され、大日大勝金剛尊像が奉安されています。
愛染かつら。
花も嵐も踏み越えて~と、歌にも歌われ映画化もされた有名な「愛染かつら」のモデルとされるノウゼンカズラの蔓が巻き付いたカツラの木ですが、川口松太郎が小説「愛染かつら」の着想を得たのは長野県上田市別所温泉の北向観音境内に生育するカツラの巨木と隣接する愛染堂からで、勝鬘院と小説や映画・TVドラマの「愛染かつら」との関係性は無さそうですね。
愛染坂。