波切不動明王

 西成区聖天下の「波切不動明王」。

 以前から気に成ってたお不動さんで、隣の天下茶屋東まで来たついでにお参りしていきます。

 「波切不動明王」とは、空海が唐からの帰路嵐に遭い、嵐を鎮めるために師の恵果和尚から授かった霊木に自ら一刀三礼不動明王を刻み、その不動明王を船首に据えところ、火焰を放ち手にした利剣で荒波を切り裂く様に船は進み無事に日本へと導いたことから「波切」の名前が付されています。

 空海が刻んだ「波切不動明王」は、高野山の「高野山真言宗 別格本山 別当 南院」に本尊として祀られ、毎年6月28日に御開帳されています。

 聖天下の「波切不動明王」は、水を掛けられ苔生していて「水掛け不動」とも呼ばれる様で、地元に大切に祀られています。

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1939年に現在の松1丁目で発掘された約150cmの石仏。f:id:jotoyumekoi:20191007194230j:plain

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津波除けで売り出せば良いかも。f:id:jotoyumekoi:20191007194220j:plain

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苔生してます。f:id:jotoyumekoi:20191007194249j:plain