冬の京都・新春洛南パワースポット巡り『仲恭天皇九条陵・崇徳天皇中宮皇嘉門院月輪南陵参道(JR・京阪東福寺駅東口前)』

「京都歴史資料館」見学の後「新島襄旧邸」前を通り過ぎ寺町通りから鴨川を渡り、川端通京阪神丸太町駅から京阪電車で京阪東福寺駅に移動します。

 京阪東福寺駅東口改札を出て、本町通り(奈良街道)のたばこ屋角に「仲恭天皇九条陵・参道」道標、1929年に大阪皇陵巡拝会が建立した道標で同じ道標が東福寺勅使門前にも建てられて居ます。

 仲恭天皇とは、父親の順徳天皇が祖父・後鳥羽上皇が挙兵した「承久の乱」に参加する為、1221年4月20日僅か4歳で譲位され践祚した天皇で、同年5月14日に開始された「承久の乱」は鎌倉幕府の猛攻撃で早くも7月には破綻、7月9日に幕府の手によって仲恭天皇皇位を廃され在位僅か78日と云う在位期間が最も短い天皇とされます。

 その後17歳で崩御された為か諡号追号などは特に無かった様で、追諡の「仲恭」は、明治新政府により大友皇子弘文天皇)、淡路廃帝淳仁天皇)と共に1870年7月23日に諡号太政官布告されてます。

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JR・京阪東福寺駅 東口改札。f:id:jotoyumekoi:20210109040508j:plain