ISまちライブラリーに行く道すがら「追手門学院 旧大阪偕行社」の遺構を写真に収めます。
大阪偕行社とは、大阪城の北、現在の追手門学院大手前中・高等学校の所在地に存在した、旧陸軍将校および同相当官の親睦・軍事研究を目的として1877年設立された団体「偕行社」の大阪支社で、現在の追手門学院は旧陸軍軍人子弟の初等教育機関「大阪偕行社付属小学校」として1888年に創設された歴史が有る為、戦後大阪偕行社跡に移転したと云う事の様です。
追手門学院大手前中・高等学校の大阪城に面した正門門柱も、空襲で焼け残った大阪偕行社の石柱をそのまま使用していて有名な門柱なのですが、丁度生徒たちの下校時間と重なっていて、不用意にカメラなど向けて不審者と怪しまれてもイケませんのでそちらはまた後ほどに。
追手門学院大手前中・高等学校 西側壁、大阪偕行社の遺構。
赤煉瓦と大谷石でできた外構。
手前に見えるのが、陸軍の文字が刻まれた境界石。
「陸軍」の文字が刻まれた境界石(境界標)。
ボルトの頭も残ってる物はほとんど有りませんが、しっかりとねじ止めされています。