旧名称は「京町堀ビルディング」、竣工が1926年、設計は岡部顕則、帝塚山学院講堂及校舎増築などに名前の残る建築家。
4階部分の3連アーチ窓、窓の間やロンバルト帯下のテラコッタなど控えめな装飾ながらセセッション風の様式が良く出た上品でシックな佇まいで、私的には大変気に入ってる建物です。
阿波座に上野先生のCCCが有った頃にはよく前を通りましたが、なんか段々とテナントが居なく成りそのうち1階も空きと成って数年ぶりに来て見ると、今では3階,4階,5階に各一件だけテナントが入ってるだけらしく新たにテナント募集もされてない様なんで心配に成って来ますね。