第8次 大阪大空襲

 8月14日は、大阪城東部地区に有った大阪砲兵工廠(大阪陸軍造兵廠)が米軍8回目の大阪大空襲であるB29 145機による大規模な空襲を受け投下された1t爆弾 500k爆弾あわせて706.5tで、軍需工場であった大阪砲兵工廠がほぼ壊滅した日です。

 丁度上下2本の列車が入った処だった最寄り駅の京橋駅でも、爆弾4発が落下し空襲の被害者が折り重なって被災していたそうで、地元で生まれた私は子供の頃京橋駅近くのお風呂屋さんの洗い場にその時被災した遺体が積み重なって安置されていたというお話を聞いた覚えが有ります。

 JR京橋駅南口に建立されてる「京橋駅爆撃被災者慰霊碑」は良く知られて居ますが、キューズモル近くの鵲森宮(森之宮神社)の狛犬の台座にはセメントで補修されて居ますが機銃掃射と思われる弾痕が残り、大阪城公園から森ノ宮に掛けては結構戦跡が残っていて興味のある方は散策しては如何でしょうか。

 

大坂城上空を飛ぶB29。

空襲で壊滅した国鉄森ノ宮駅。