今回の「第1回 小さな自然再生サミット2019神戸大会」の会場はデザイン・クリエイティブセンター神戸 愛称は「KIITO」。
旧神戸生糸検査所として1927年竣工,設計は神戸市営繕課・清水栄二、2008年度末までは隣接する1932年竣工,設計は置塩 章の旧国立生糸検査所と一体で独立行政法人農林水産消費技術センターの施設として使用されていましたが、跡地の競売が発表されたりして成り行きが注目されていたところで、神戸港の特に歴史的景観を留めた新港エリアの継続性を重視した神戸市が新館・旧館共に買収、2012年8月から両館合せてデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)として運用され、この辺りはこの時代の建築物を片っ端から壊し壊そうとする大阪市などとは都市としての品位の違いを感じます。
その大阪市に残された歴史的建造物で、大阪城公園内にあり大阪城公園が民間委託されたのを期に荒れるに任されてる旧大阪砲兵工廠化学分析場は旧国立生糸検査所を設計した置塩 章の設計で、両建築とも彼の好んだネオ・ゴシック様式が良く出た重厚な建築です。
デザイン・クリエイティブセンター神戸・旧館。
デザイン・クリエイティブセンター神戸旧館に隣接する新
旧館玄関。
展示されてる何かの機械。
会場は新館の広いKIITOホールの隣、ギャラリーA。
中庭。
旧館玄関横のクリエイティブスタジオ。
KIITOプロジェクトのアーカイブ展示中。
長椅子で。