「住吉川現地視察」から魚崎に戻りますが、途中住吉川沿いの谷崎潤一郎旧邸「倚松庵」に立ち寄ります。
2016年耐震改修工事でほぼ一年休館していて、2016年末より一般公開を再開、谷崎潤一郎が1936年から1943年まで居住し、細雪の舞台ともなった「倚松庵」、館内にも要所要所で「細雪」の場面解説がされて居て、 原則 土日のみの開館ですが常駐のボランティアも居られて入館料も無料、元は別の所に建ってた建物を移築してますが、2010年から移築20周年で書庫を設け直筆の作品なども展示されてますので近くに来たら是非立ち寄りたい処です。
応接間から食堂。
食堂を出て廊下の階段から2階へ。
「こいさん、頼むわ。―――」で始まる「細雪」。その舞台がこの八畳間。
八畳間から「細雪」の描写どおり出来るだけ忠実に再現された中庭。
築前の瓦や棟札。
資料展示の文庫。
谷崎の自筆。
一階に降りて「西の間」。
勝手口から左に台所、右に風呂場が有ります。
モーター付きのポンプが置かれた井戸。
床の間の有る「西の間」の縁側。
中庭から。
裏は月極の駐車場に成っています。シャッター内は物置。