「船屋形」の見学後、この日は同じ相楽園内の国指定重要文化財「旧ハッサム住宅」も公開中でそちらに向かいます。
旧ハッサム住宅は、1902年中央区北野町の「ラインの館」北側にインド系イギリス人貿易商J.K.ハッサムの邸宅として建てられ、1961年当時所有者である神戸回教寺院が神戸市に寄贈、1963年現在地の相楽園内に移築保存されました。
設計はイギリス人建築家アレックス.N.ハンセルと推定され、南側ベランダ 1階がアーケード式、2階がコロネード式で、ヴェランダコロニアル様式の明治時代に建てられた異人館の特徴を良く捉えています。
前庭のガス灯2本は、1874年頃旧外国人居留地に建てられていたもので、わが国最古の街灯用ガス灯とも云われます。
玄関を入って右「応接間」。
応接間から居間。
食堂。
食堂の暖炉。
食堂横の配膳室。
もう一度居間。
二階へ。
2階寝室。
2階。
2階から中庭の夾竹桃の花。
2階から中庭。
2階浴室の給湯器。動くんでしょうか?
2階子供部屋。
別棟の厨房。
赤煉瓦の物体は阪神大震災時、屋根を突き破って1階まで落下した煙突。