「相楽園」は、明治初期に神戸の再開発で財を成した小寺泰次郎氏の本邸19566㎡の敷地に営まれた池泉回遊式日本庭園を中心に構成された都市公園で、敷地内に点在した邸宅の方は昭和20年6月5日の神戸大空襲で一部を残し大半が焼失、残された大楠や蘇鉄林、大灯篭、塀、門などから失われた邸宅の雄大さが想像され、神戸市営の都市公園では唯一の日本庭園だそうです。
園内には、空襲で焼け残った「旧小寺家厩舎(1908年築)」、北野町から移築された「旧ハッサム住宅(1902年築)」、垂水区から移設の「船屋形(1682年~1704年間に建造)」、以上3点の国指定重要文化財が存在し、船屋形と旧ハッサム住宅が公開中で「船屋形内部公開」の見学に来てます。
相楽園。
園内はツツジの名所なんですが、サツキツツジが残ってるだけに成ってます。
名木・相楽園の蘇鉄。樹齢350年。
サツキツツジを見ると、今は亡き親父を思い出します。
名木・相楽園の楠木。
戦国時代、花隈城鬼門よけとして、荒木村重が植えた楠木と伝わっています。
池の土橋越しに船屋形。
水琴窟。
茶室 「浣心亭」。
船屋形。
写真では分かりませんが大きな灯篭です。
鹿威し。
旧ハッサム住宅。
旧小寺家厩舎。