設計は京都府の技師を務めた松室重光、ネオ・ルネサンス様式の建物を多く手掛け、中央大屋根の両脇に一段低い屋根を左右対象に張り出し南玄関にはベランダを配した重厚感あふれる内部意匠と相まって工芸品の趣を感じさせます。
現在も一部執務室として使用され、2004年に国の重要文化財に指定、講演会場やコンサート会場、結婚式場など市民に広く開放されています。
見学したのが祝日で、正門は閉まっているので東門守衛所にお尋ねしたところ見学は時間内であれば何時でも自由に出来るそうで、平日17時まで旧知事室等の常時公開も行われています。
現役の官公庁建物としては日本最古の建物で、返す返すも中之島の旧大阪市役所が取り壊されたのが惜しく成って来ます。
南の正門が閉まってるので東門から入ります。
北玄関。
此方が議場入り口に成ります。
中央の大屋根が議場です。
議場正面。
ここから中へ。
中庭に面した廊下。
中庭の枝垂れ桜。
所々に木質の床。
中庭。
正庁2階への階段、左に行くと議場。
正庁入り口。
正庁正面入り口、南面に成ります。
正庁正面ベランダ。
京都府庁旧本館正庁。
門扉越しに京都府庁旧本館正庁。