鵲森宮(森之宮神社)

 クリエティブライブラリー・フィールドワーク「聖マリア大聖堂」から帰り道に成る「鵲森宮(森之宮神社)」へ。

 昨年の春に境内の拡張工事を行っていたので参拝傍ら見学。

玉造筋を南から向かうと、以前建物が建っていた辺りが更地に成ってて真新しい玉垣に囲まれた一角が見えて来ます。

 「令和四年七月境内改修工事」と記された碑文が建ってて、昨年7月に改修工事は完了した様で、狭まめだった境内が幾分広く成ってすっきりしてます。

 当神社の御祭神は、589年聖徳太子が物部合戦に勝利した折、聖徳太子が両親で有る「用明天皇」「穴穂部間人皇后」をお祀りしたのが創建とされ、その後聖徳太子は四天王を祀り現四天王寺の始まりでこの地を元四天王寺とも言い継がれて居ますが、現四天王寺関係者は否定的見解をお持ちの様で、いずれにしても非常に古い由緒が伝わる御宮さんです。

 

玉造筋を南から向かうと真新しい玉垣が見えて来ます。

拡張された境内。

拝殿。

右の鳥居の奥には奥宮。

摂社の「五幸稲荷社」。

亀井水。

左は大伴家持の歌碑。
「鵲之 渡瀬瑠橋迩 置久霜乃 白気乎見者 夜曽更仁来(かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける)」
小倉百人一首」に収められた歌です。

浪花百景「蓮如上人の松」。